- 資格スクエアトップ
- 司法試験予備試験講座
- 予備試験 令和6年度試験 合格体験記(6)
令和6年度
予備試験
合格
大学生S.H 様
法科大学院(既修)/法学部出身
逆算プラン7期(現在の『合格フルパッケージ』)
3回
短答71位 論文100位前半 口述5位
地道な繰り返しの大切さ
嬉しいです。
ロースクールの授業と並行してきつかった部分もありましたけれど、その分最終合格できた時の喜びはひとしおでした。
予習復習や定期テストもあるので、それに合わせてやっていくとどうしてもきつかったですね。
就活面で武器になるというのが大きいですね。
正直ちょっと怖いところはありましたが、やってみないことには始まらないかなという思いで始めました。
なんとなく法曹を目指し始めたのがその時期だったからです。
法学部なのでそれなりに周りに目指す人がいたことと、大学で同じ学部出身の法曹の方から話を聞く機会があり、そこで影響を受けました。
企業に勤めるのとは違って、法曹はある程度の自由がある点、自分の能力をクライアントの利益のために全て使える点、クライアントの利益をもっと広げられれば社会の利益にも貢献できるという点に魅力を感じました。
価格が安かったことと、オンラインで学習ができるところです。
オンラインで一通りの学習ができるのは、時間的にも場所的にも効率的で良かったなと思います。
特に時間の面で、空き時間にパソコンを立ち上げるだけで何かしら勉強できるのがすごく便利で、そこが大きなメリットだと感じました。
一概には言いにくいんですけれども、講義がある日でも最低1時間はしっかり勉強していました。日によっては、それ以上取り組めることもありました。
僕は1回始めてしまえば、割と集中できるタイプでした。
大学が研究機関ということもあって、アカデミックな領域に踏み込むこともあるんですけれど、試験対策という点ではやや深堀りしすぎな点があるところですかね。
まず、基礎講義は試験で必要となる基本的なところが一通り網羅されていたかなという印象です。
でも講義を聞いただけの段階ではまだわからない部分が多く、書き方で詰まるところが多かったです。
「とりあえずやってみよう」「やっていくうちにどうにかなるだろう」と考えていました。
とりあえずやってみてわからなかったら調べる、そしてもう一回やってみるというのをひたすら繰り返すうちに、気が付いたら答案が書けるようになっていました。
基礎問に取り組んだときのやり方のまま、短答式試験の過去問もすべて解き、わからなかったところやできなかったところはテキストに戻ってもう1回やり直すことを繰り返しました。
振り返ると、全科目の答案が書ける程度には勉強を進めていたので、基本的な知識はあったのかなと思っています。
あとはそれを詰めていくだけなので、既に基礎固めができていたという点がやはり大きかったのだと思います。
「自分で調べて自分の中で知識として定着させる」という学習方法が一番力になりました。
通学のときや講義を聞くほどの時間がないときに利用していました。
短答式試験の1ヶ月前位から、しっかりと机に向かってやっていました。
片手間で通学のときなどにやると、どうしてもその場で復習が難しかったり、集中できないということがあるので、しっかりと時間を取ることは意識していました。
そうですね。書き方が全くわからないというところが一番苦労しました。
形式的なところでは、ちゃんと三段論法で書けるかという点ですね。
内容的なところでは、問題文を見てどの条文が問題になっているのか、どういう制度が問題になっているのかを見抜いて、必要な論証を書けるようにする。それを覚えておく。
そして、ちゃんと事実を拾って、当てはめられるようにするというところですかね。
この組み合わせで、グッと書けるようになったと思います。
↑実際に使用されていた論証集
メモ欄を使いながら自分の言い回しにアレンジ
過去問で足りない部分や、わからなかった部分はテキストに戻るというのを繰り返していました。
そうですね。過去問を自分で書いて、復習して、必要なものは覚えるというのをひたすら繰り返したことが要因だと思います。
刑事系の先生がすごく詰めてくる感じだったのですが、後で「もし詰められたときの対策だよ」って仰っていたんです。
詰められることもあると知り、基本的なところが答えられれば合格点はつくんだということがわかってよかったです。
過去問講義で、過去問に応じた答案例に加えて、解説講義があった点です。
初期の頃は書き方がわからなかったので、答案例を見てどこに何が書かれているのかという点を参考にしていました。
基本の7科目にプラス選択や実務科目もあって、それぞれ最初は講義を聞いても「何を言ってるんだ?」という状態で問題を見ても何をすればいいのかわからない状態が一番辛かったですね。
ある程度わかってしまえば「こういうことね」と大体わかってくるんですけれど、初期のハードルがやっぱり一番高かったように思います。
急にわかるようになったというわけではなくて、わからないから調べる、覚えるということを繰り返していくうちに、気づいたらそれなりの答案が書けるようになりました。
ある日突然というわけではなかったです。
初期の頃は正直もうわからないからと一旦離れてしまった時期もありました。
ある程度時間が経ったときに「自分で選んだのだからやらないと!」と思って、少しだけでも頑張ってみることにしました。
5分10分だけでもいいからテキストを見たり問題を解いてみたりを繰り返して、だんだんと慣れていきました。
オンラインで学習できるからこそ、時間や場所に縛られたくない人にお勧めしたいです。
まずは過去問を見て、敵を知ることが大切です。最終的にこういうことができればいいんだということを把握した上で、あとは淡々と勉強して欲しいと思います。
難しいと感じて絶望してしまうかもしれませんが、敵を知ることは大事なので一番最初にそこを確認してほしいと思います。
問題が難しく感じるかもしれませんが、全体のレベルは実はそれほど高くなく、基本的な部分をきちんと書ければ合格はできると思っています。
予備試験受験のお悩みはプロに相談
無料受験相談はこちら