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- 予備試験 令和6年度試験 合格体験記(7)
令和6年度
予備試験
合格
社会人J.T 様
会社員(司法書士)
早稲田大学 政治経済学部卒業/法科大学院卒業
逆算プラン7期(現在の『合格フルパッケージ』)・9期
3回
論文400位程度
諦めずに挑戦した姿勢
もう受けなくていいんだ、という嬉しさと、ほっとした気持ちが率直な感想です。
2021年1月に司法書士に合格し、司法書士として働き始めてすぐに受講を始めました。
もともと司法試験の学習をしていて法科大学院も卒業しましたが、その後、受験資格を失ってしまいました。
そこで、一度は司法書士の方に注力していたのですが、合格したら、また司法試験にも挑戦したいなと思っていました。
専門的な知識を持って働ける職業を考えたときに、法律系で一番難しい資格を目指したいと思いました。
あとは自分が法律を勉強したときに面白いなと思えたので、これなら勉強を続けられそうだなというのもありました。
法科大学院に入るまでは独学でしたが、今回は難しいかなと…。
限られた時間で効率よく勉強したいと思い予備校を利用することにしました。
全部オンラインでできるところです。
スマホがあれば、どこでもできるという便利さが大きいです。
価格も他社と比べて割とリーズナブルで、カリキュラムやテキストもよくまとまっていて、効率的に進められそうだと感じました。
講義もとてもわかりやすく、それも決め手の一つになりました。
基礎講義を見て、早めに基礎問のアウトプットに入ったのは良かったと思います。
取り組む中で、自分にまだ知識が足りていないことに気がつくこともありました。
講義を聞いているだけだと自分がどのレベルかわからないので、アウトプットは早くした方がいいと思いました。
22年の1回目、23年の2回目も短答式試験は合格、論文式試験で不合格でした。
短答攻略クエストのアプリを使っていました。
隙間時間にコツコツでき、解説も要領よくまとまっていたのですごく便利で良かったです。
甘く見たらダメだと思いますが、普通に学習していればここで不合格になることはないかなとは思っていました。
論文対策に苦労しましたね。
書かなきゃいけないとは思っていたのですが、問題を読むのに時間がかかり、どこから書いたらいいのかもわからず、構成にもすごく時間が取られました。参考答案も見ましたが、うまくまとめることができず、試験本番で与えられている制限時間の70分ではできないな…と感じていました。
本番でスムーズに書けるように、論証集はしっかり読み込んで暗記しました。試験中に思い出していると時間が足りなくなるので、迷わず書けるようにしておくことが大切だと感じました。
添削には出していませんが、過去問を自分なりに解いてみたり、時間内に合格答案を書く練習もしました。
いわゆる「書く練習」ですね。この試験は時間との戦いでもあるので、どれだけ効率よく合格答案をまとめられるかを意識して練習していました。
演習量、アウトプットの量が違うと思います。
やはり、3回目の受験時が一番演習量が多かったので、どれだけ書いたか、実践でペンを動かしたかというところが大きいと思います。
過去問を少なくとも前年分1回は自分なりに書いてみたり、わからないものは答案例で構成だけでも確認したりと論文式試験対策を重点的にしました。
これで大丈夫なんていうのは全然なかったですね。
今年も自信があったわけではなかったので、合格してびっくりしました。
ただ「型」というものがわかってきたかな、というのは多少ありますね。
合格の型というか、三段論法とか…こういうことが必要なんだなと。
全くわからない、何を書けばいいのかわからないレベルから、最低限の書かなくてはいけないことがなんとなくわかってきました。
自分で手を動かしてアウトプットしていったことだと思います。
自分で書いてみて解説を聞くと大体「型」は合っていたので、あとは中身をどれだけ充実させていくかというところでした。
ようやく直前期に、問題を見たときに何もわからない…ではなく、ここでおそらく問題提起をして…などの最低限の基本的なフレームは意識できるようになったと思います。
1回目の受験の時はまだそこまでできていませんでした。
司法書士試験はスピード重視で、素早く細かい知識を処理する能力が求められますが、予備試験は論文が最大の難関で、膨大な知識からいかに効率よく合格レベルにまとめられるかというところだと思います。
講義がわかりやすくて良かったので、論文の過去問講義を引き続き聞きたいなと思い、再受講しました。
それでもわからないところは基礎講義に戻って講義を聞いたり、テキストを見るのが一番効率がよかったです。
教材が要領よくまとまっているのと、講義がわかりやすいところです。
論証集なども使い勝手がよくて、とても重宝しました。
忙しい会社なので、正直大変でした。
スマホがあればいつでも学習できるので、通勤時間や仕事の移動中、休憩時間などスキマ時間を使っていました。
限られた時間の中で、学習時間を捻出するのは大変でしたが、無駄な時間を減らすことを心掛けて「忙しくても1日1問は論文を書く」と決めて時間を捻出していました。
少ない時でも2時間は頑張りました。
学習をしない日はほとんどなかったと思います。
テレビを見たり本を読んだりするのと同じ感覚で、昔から毎日学習することが身についていました。
社会人は仕事や家庭と色んな拘束があって、よっぽどの天才ではない限り、必要な知識を消化するには時間がかかるので、学習時間をいかに捻出するかが大切だと思います。
そしてその時間にコンスタントにコツコツと地道に学習する。裏技なんてなくて、まじめにコツコツと積み上げるしかないのかなと思います。
やる気が出ない時や「なんで目指しているんだろう?」と考えた時は、合格後に自分が弁護士として働いている姿をイメージしていました。
私はあまり後ろを振り返らず、すぐ切り替えができるタイプなので、地道にコツコツとカリキュラムをこなしていくことが出来ました。
常に諦めずに頑張ってこれたから、最終的にご褒美をもらえたと思ってます。
重複しますが、やはり時間を確保して地道にコツコツやることが大切です。
あとはメンタルですかね。
トンネルの中にずっといるみたいで終わりが見えないので、心が折れないように心の管理とモチベの維持することが必要です。
もちろん健康でないとできないので、健康管理・心の管理・時間の管理が大事だと思います。
長い期間継続していかないといけないので、いい意味で諦めが悪いというか、負けない気持ちを持つことも重要だと思います。
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