受講生 合格体験記

令和6年度
予備試験
合格

医師として働きながらも
見事、予備試験合格!

社会人K.F 様

  • 職歴・学歴

    医師・医学部出身

  • 受講講座

    合格フルパッケージ8期

  • 受験回数

    2回

  • 試験順位

    短答上位1%程度 論文400位台 口述100位台

  • 注目ポイント

    働きながらの短答“超上位”合格

学習開始1年以内で短答式試験に合格!秘訣は…?

この度は合格おめでとうございます。今のお気持ちはいかがでしょうか?

一安心しました。

法曹を目指そうと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

高校時代から法曹自体に興味はあったのですが、30代になり自分のキャリアも医師として落ち着いてきたところで予備試験に挑戦してみようかなと思ったのが、今回受験に至ったきっかけです。

独学で予備試験合格を目指すことは考えられましたか?

さすがに何か講座を受講しないと難しそうだなと思ったので、独学で学習することはあまり考えていなかったです。

数ある予備校の中で資格スクエアをお選びいただいた決め手はどこにあったでしょうか?

比較的に初学者でもわかりやすいという評判を目にしたので、資格スクエアに決めたのがまず一つです。あとは、他社さんに比べると過去問の添削が多かったのが最終的には決め手となりました。

ありがとうございます。学習をスタートされたのが22年11月からということで、社会人の方としてはかなり短期間での合格ですよね。ご自身の中では短期合格というご認識はおありでしたか?

翌年の2023年合格を目指していたので、個人的にはなんとか2回目で合格できたなというところで…短期間という認識はないですね。

1回目の予備試験の結果を教えていただけますか?

短答式試験は合格、論文式試験は不合格です。

ご自身は短期合格というご認識はなかったとのことですが、学習開始から1年以内での短答式試験合格はかなり早い合格ですね。この期間で合格できた要因をどのようにお考えですか?

多くの人が最初に目指す短答式試験合格という目標は、もちろん自分の中にもありましたが、正直、短答式試験は合格しないと話にならないなとも思っていて…。
1年目から基本的には論文式試験合格を目指しつつ、直前1.2ヶ月位で短答式試験の学習に切り替えて詰め込みました。
論文式試験合格を目指して学習していたのが、短答式試験を突破できた要因かなと思いますね。

学習方法は自分仕様にカスタマイズ

お仕事と学習の両立で苦労された点はありましたでしょうか?

1年目はインプットの基礎講義が300時間位あったので大変でしたね。
1周目は、朝起きた時や夜寝る前の隙間時間も1日中ひたすら講義を聞いていました。学習を始めて3カ月ほどで聞き終えて、そこからスムーズに論文の学習に入ることができました。

ただ、論文の学習に入ってからは、朝早く起きても書く時間が取れず、仕事が終わってからも疲れてなかなか書けず、学習時間がガクッと落ちた印象があります。

講義の視聴履歴を拝見しますと、ご認識の通り学習開始から約2ヵ月半~3ヶ月の期間で基礎講義はほとんど見終えていただいていますね。
講義を見終わった後は具体的にどのような教材で学習されていらっしゃいましたか?

資格スクエアの基礎問である程度勉強していたのですが、過去問を見たときに「とても難しいな」と感じました。そこで、市販の教材を組み合わせて使ってみようと思い、市販の問題集も使いました。
基礎レベルの論点の書き方や問題提起の仕方などをきちんと押さえておかないと、たとえ論証が書けてもあてはめの仕方がわからず書けないと思いました。そこで、まずはそのあたりをテキストで学習してから、過去問に取り組むようにしていました。

ご自身でカスタマイズして学習されていたのですね。資格スクエアで学んだ内容と市販の問題集を解いた時では戸惑いはございましたか?

各社で論点ごとに微妙なニュアンスの違いや、対立する論点で異なる立場を取っているケースもあったと思います。

基礎講義をご視聴されての感想はございますか?

わかりやすくてよかったです。

一般的に法律の講義がどのように行われているのかはよくわからないですが、多くのところで判例ベースで進んでいるのかな?と勝手に思っていました。その点、資格スクエアの基礎講義は判例ベースではなく、全体の流れの中で必要な時に判例や条文が登場する講義スタイルだったので、初学者の自分でも取っ付きやすく、わかりやすかったです。

改めて、早めに基礎講義を視聴し終えて、すぐにアウトプットに入った勉強法を振り返られていかがでしたでしょうか?

資格スクエアのさっと導入部分を切り上げて論文を書くところが、自分自身のやり方と合っていたので共感しながら勉強をしていました。

特筆すべきは短答式試験の順位(上位1%程度)ですが、上位合格された要因は何だと思われますか?

短答なので自分が自信を持って答えられる部分と、知識が曖昧でうまく絞り切れるか自信がない部分があると思うんですけれど、その絞り切れなかった問題で基本的に多くの部分が正解していたことと、すごく悩んだ問題もそんなになかったことがうまく噛み合って上位になったのかなと思います。

もう1回受けて同じような順位が出せるかというとちょっと自信はないですね。

短答攻略クエストを2年目の短答式試験直前に積極的にご活用いただいていましたが、その時期にご活用いただいた意図がありましたら教えてください。

1年目は、短答攻略クエストの一問一答をメインに、市販の問題集をサブ教材として使っていました。
2年目は、1年目とは違った市販の問題集をメインに使っていました。1科目の短答問題は非常にボリュームがあるため、移動時間などのスキマ時間を活用してテキストの科目と並行して少しでも進めたくて、短答攻略クエストを使っていました。

1年目は短答攻略クエスト、2年目は紙の問題集をメインに学習されていたのですね。

自分が勉強するにあたって、選択肢が5問1セットなっている形式と1問1答形式では、1問1答形式は自分の勉強スタイルに合わないと思い、2年目は紙の問題集をメインにしました。

1年目は時間がなく本には手を出せませんでしたが、2年目は時間的に余裕があったので基本は自分に合った勉強方法をベースにして進めました。

基礎問から論文に移行する際に、基礎問より少し難しめの市販の問題集を使われたということですが、戸惑いや苦労された点はありましたでしょうか?

論点抽出の部分が、過去問を読んでもどこが論点になるのかわからず苦労しました。
過去問をしっかり確認すれば、この論点でこれを書けばいいというのは見えてきましたが、もはや論点を見つけるのではなく、実際に論証を書いてあてはめることができるかが問題だとも思うのです。
どういう論点があって、どう抽出すればいいのか、というのは市販の問題集を使っても苦労しました。

正直、今もあてはめには苦労しています。

苦労されて、最終的には論文が書けるようになるまで、どのように対策されていらっしゃいましたか?

1年目の論文の時から難しいなというのはわかっていたのですが、正直どうしていいのかわかりませんでした。
時間がなく他のところに手を出す余裕もなかったので、その時にできることをやりました。
1年目で短答式試験に合格できると思わず、試験が終わってから講義を見直して、その時間に論文の修正をすればよかったなと思いました。

2年目の論文式試験は、運良く合格しているかなと少し期待したのですが、運悪く不合格でした。

そこからの1年間は、今回合格した論文式試験に向けて、他の予備校の講義も使いながら、過去問中心の学習をしました。必要に応じて資格スクエアの講義も見返し、最終的には資格スクエアの過去問添削を受ける形で進めました。

実際に添削に出されてみていかがでしたでしょうか?

客観的に見てもらえる点が良かったです。
大丈夫かなと思って提出しても、論理的におかしい部分など添削していただけたのは非常に助かりました。

論文式試験は大変だったと思いますが、学習の中でこれは書けるかもしれないという手応えを感じたタイミングはございましたか?

書けるかもしれないと思ったのは1年目ですかね。
それこそ市販の問題集をある程度やり始めて、「多分書けるな」と思いました。

「絶対に書けるな」と思ったのは2年目です。

朝に手を動かし、夜は復習。
仕事が忙しくても学習時間をしっかり確保

得意科目と苦手科目はありましたか?

得意なのは行政法です。
刑事系は2年目に入った時に苦手になってしまいました。
刑法に関して言えば、セオリーと少し違うことを書いてしまうことが多くて、そこのギャップに苦しんでます。
刑法では、1つ正解筋を外すと他の人に大きな差をつけられてしまうことを、2回目の予備試験で痛感しました。

学習全体を振り返って最も苦労したことは何でしたか?

仕事とのバランスですね。
仕事がある日には疲れることが多いため、どのように勉強時間を確保するか、そこを諦めたとしたら他のところでどうやって勉強するか、というところに苦労しました。

2年目はロースクールに行くことも考えましたが、最終的にはロースクールには行かず仕事をしながら学習することにしました。
学習時間は一般的な社会人の方より確保できていたと思うので、あまり苦労していなかったかもしれません。むしろ「本当に受かるかな?」という不安とプレッシャーの方が大きかったです。

学習時間は1日のどの時間に確保されていたのでしょうか?

仕事の前後です。朝に手を動かして、夜は復習ですね。
過去問なら朝に書いて、夜に講義を聞く。短答式試験の対策が入る時期には、夜に短答、日中に記述をしていました。

頭の働き方、疲労度を考えて学習していました。

.改めて、資格スクエアの講座で良かった点がありましたら教えてください。

添削が本当に早くて、しっかりと見てもらえたのが良かったです。自分の記憶がフレッシュなうちに添削が返ってきたので助かりました。
司法試験に向けても添削していただけるので、活用しようかなと思ってます。

メッセージ

実際にご受講いただいて、資格スクエアの講座をどんな方にお勧めしたいですか?

法律初学者の方、全く法律に触れたことのない方にお勧めです。

予備試験の受験を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。

目指さないことには始まりません。
悩んでいるのであれば早めに始めた方がいいかなと思います。

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