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- 予備試験 令和6年度試験 合格体験記(9)
令和6年度
予備試験
合格
社会人K.F 様
医師・医学部出身
合格フルパッケージ8期
2回
短答上位1%程度 論文400位台 口述100位台
働きながらの短答“超上位”合格
一安心しました。
高校時代から法曹自体に興味はあったのですが、30代になり自分のキャリアも医師として落ち着いてきたところで予備試験に挑戦してみようかなと思ったのが、今回受験に至ったきっかけです。
さすがに何か講座を受講しないと難しそうだなと思ったので、独学で学習することはあまり考えていなかったです。
比較的に初学者でもわかりやすいという評判を目にしたので、資格スクエアに決めたのがまず一つです。あとは、他社さんに比べると過去問の添削が多かったのが最終的には決め手となりました。
翌年の2023年合格を目指していたので、個人的にはなんとか2回目で合格できたなというところで…短期間という認識はないですね。
短答式試験は合格、論文式試験は不合格です。
多くの人が最初に目指す短答式試験合格という目標は、もちろん自分の中にもありましたが、正直、短答式試験は合格しないと話にならないなとも思っていて…。
1年目から基本的には論文式試験合格を目指しつつ、直前1.2ヶ月位で短答式試験の学習に切り替えて詰め込みました。
論文式試験合格を目指して学習していたのが、短答式試験を突破できた要因かなと思いますね。
1年目はインプットの基礎講義が300時間位あったので大変でしたね。
1周目は、朝起きた時や夜寝る前の隙間時間も1日中ひたすら講義を聞いていました。学習を始めて3カ月ほどで聞き終えて、そこからスムーズに論文の学習に入ることができました。
ただ、論文の学習に入ってからは、朝早く起きても書く時間が取れず、仕事が終わってからも疲れてなかなか書けず、学習時間がガクッと落ちた印象があります。
資格スクエアの基礎問である程度勉強していたのですが、過去問を見たときに「とても難しいな」と感じました。そこで、市販の教材を組み合わせて使ってみようと思い、市販の問題集も使いました。
基礎レベルの論点の書き方や問題提起の仕方などをきちんと押さえておかないと、たとえ論証が書けてもあてはめの仕方がわからず書けないと思いました。そこで、まずはそのあたりをテキストで学習してから、過去問に取り組むようにしていました。
各社で論点ごとに微妙なニュアンスの違いや、対立する論点で異なる立場を取っているケースもあったと思います。
わかりやすくてよかったです。
一般的に法律の講義がどのように行われているのかはよくわからないですが、多くのところで判例ベースで進んでいるのかな?と勝手に思っていました。その点、資格スクエアの基礎講義は判例ベースではなく、全体の流れの中で必要な時に判例や条文が登場する講義スタイルだったので、初学者の自分でも取っ付きやすく、わかりやすかったです。
資格スクエアのさっと導入部分を切り上げて論文を書くところが、自分自身のやり方と合っていたので共感しながら勉強をしていました。
短答なので自分が自信を持って答えられる部分と、知識が曖昧でうまく絞り切れるか自信がない部分があると思うんですけれど、その絞り切れなかった問題で基本的に多くの部分が正解していたことと、すごく悩んだ問題もそんなになかったことがうまく噛み合って上位になったのかなと思います。
もう1回受けて同じような順位が出せるかというとちょっと自信はないですね。
1年目は、短答攻略クエストの一問一答をメインに、市販の問題集をサブ教材として使っていました。
2年目は、1年目とは違った市販の問題集をメインに使っていました。1科目の短答問題は非常にボリュームがあるため、移動時間などのスキマ時間を活用してテキストの科目と並行して少しでも進めたくて、短答攻略クエストを使っていました。
自分が勉強するにあたって、選択肢が5問1セットなっている形式と1問1答形式では、1問1答形式は自分の勉強スタイルに合わないと思い、2年目は紙の問題集をメインにしました。
1年目は時間がなく本には手を出せませんでしたが、2年目は時間的に余裕があったので基本は自分に合った勉強方法をベースにして進めました。
論点抽出の部分が、過去問を読んでもどこが論点になるのかわからず苦労しました。
過去問をしっかり確認すれば、この論点でこれを書けばいいというのは見えてきましたが、もはや論点を見つけるのではなく、実際に論証を書いてあてはめることができるかが問題だとも思うのです。
どういう論点があって、どう抽出すればいいのか、というのは市販の問題集を使っても苦労しました。
正直、今もあてはめには苦労しています。
1年目の論文の時から難しいなというのはわかっていたのですが、正直どうしていいのかわかりませんでした。
時間がなく他のところに手を出す余裕もなかったので、その時にできることをやりました。
1年目で短答式試験に合格できると思わず、試験が終わってから講義を見直して、その時間に論文の修正をすればよかったなと思いました。
2年目の論文式試験は、運良く合格しているかなと少し期待したのですが、運悪く不合格でした。
そこからの1年間は、今回合格した論文式試験に向けて、他の予備校の講義も使いながら、過去問中心の学習をしました。必要に応じて資格スクエアの講義も見返し、最終的には資格スクエアの過去問添削を受ける形で進めました。
客観的に見てもらえる点が良かったです。
大丈夫かなと思って提出しても、論理的におかしい部分など添削していただけたのは非常に助かりました。
書けるかもしれないと思ったのは1年目ですかね。
それこそ市販の問題集をある程度やり始めて、「多分書けるな」と思いました。
「絶対に書けるな」と思ったのは2年目です。
得意なのは行政法です。
刑事系は2年目に入った時に苦手になってしまいました。
刑法に関して言えば、セオリーと少し違うことを書いてしまうことが多くて、そこのギャップに苦しんでます。
刑法では、1つ正解筋を外すと他の人に大きな差をつけられてしまうことを、2回目の予備試験で痛感しました。
仕事とのバランスですね。
仕事がある日には疲れることが多いため、どのように勉強時間を確保するか、そこを諦めたとしたら他のところでどうやって勉強するか、というところに苦労しました。
2年目はロースクールに行くことも考えましたが、最終的にはロースクールには行かず仕事をしながら学習することにしました。
学習時間は一般的な社会人の方より確保できていたと思うので、あまり苦労していなかったかもしれません。むしろ「本当に受かるかな?」という不安とプレッシャーの方が大きかったです。
仕事の前後です。朝に手を動かして、夜は復習ですね。
過去問なら朝に書いて、夜に講義を聞く。短答式試験の対策が入る時期には、夜に短答、日中に記述をしていました。
頭の働き方、疲労度を考えて学習していました。
添削が本当に早くて、しっかりと見てもらえたのが良かったです。自分の記憶がフレッシュなうちに添削が返ってきたので助かりました。
司法試験に向けても添削していただけるので、活用しようかなと思ってます。
法律初学者の方、全く法律に触れたことのない方にお勧めです。
目指さないことには始まりません。
悩んでいるのであれば早めに始めた方がいいかなと思います。
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