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- 普通の社会人が 法曹を目指して歩んだ軌跡からの司法試験予備試験合格 - 合格体験記


令和7年度
予備試験
合格
社会人M.I 様
慶応義塾大学 経済学部卒業
6期・短答対策総合パック
5回
仕事と結びつく学びが継続の原動力
40代
現場での課題意識

率直な気持ちとしては「驚き」が一番大きかったです。
手応えが全くなかったわけではないのですが、やはり合格率の低い試験だということは十分に理解していたので、まさか受かっているとは思わず本当にびっくりしてしまいました。
一番大きかったきっかけは、職場でのキャリアアップや、より専門的な知見を身につけたいという思いでした。
私は当時も今も、人事労務関係の部署で働いていて、労働問題や学生さんのさまざまなトラブルなど日々多くの課題に直面して…。
そうした問題に対して、もっと主体的に関わって、問題解決に深く携われるようになりたいという気持ちが強くなっていきました。それが、法曹を目指そうと思った一番のきっかけだったと思います。
正直、社労士なども考えましたし、また将来的には考えるかもしれないと思っていますが、どうせやるなら高い山に登ろうといった考えがあったと思います。
もちろん当時は実務を詳しく知っていたわけではなく、イメージの部分もあったとは思うのですが、それでも法律事務全般を扱えるという点で、法曹という職業に大きな魅力を感じました。
実は一度転職しているのですが、前職では仕事の必要性から衛生管理者の資格を取得したことはあります。ただ、法律系の資格や本格的な法律の勉強に取り組んだのは、今回がほぼ初めてだったと思います。
いろいろな点で変化はありましたが、一番驚いたというか、難しさを感じたのは「結論が一義的に決まらない」という点です。
私は大学で経済学や会計学を学んでおり、公式や計算によって明確な答えが導かれる世界に慣れていました。
それと比べると法律は、必ずしも一つの正解があるわけではなく、どのように事実を捉え、論理を積み上げるかによって結論が変わり得ます。
この「答えが固定されない」という点は難しさであると同時に、法律の奥深さでもあると感じるようになりましたし、今でも日々実感しています。
予備校を検討しながら、自分でも入門書を読んでイメージをつかもうとしていましたね。
当時は本当に入門書しか読んでいなかったので、「こういうルールがあるんだ」「世の中にはこういう問題があって、こういう場面でこのルールが適用されるんだ」といった、基本的なイメージを掴む程度でした。
法学の授業を受けた経験がなかったので、体系的に学ぶには講座を受けたほうがよいと感じて予備校を探し始めました。
決め手は、オンライン中心で学習できて、社会人でも無理なく受講できそうだと感じた点でした。
いろいろな予備校を比較していたのですが、アプリやサイトの使いやすさ、デザインの見やすさなど、“続けやすそうだな”という印象が大きかったですね。
正直、体験講義はどの予備校も一部しか見られないので内容の違いまでは判断しきれず、最終的にはそうした全体的な印象で決めたと思います。
いえ、全くしていませんでした。正直、本当に誰にも話していなくて、つい最近まで親にも言えていなかったんです。
実際、今年の口述試験のときに帰省しなかったことで「なぜ来ないの?」と不審に思われてしまい、そこでようやく気づかれたという感じでした(笑)。
平日でいうと3時間から4時間程度です。
休みの日は平均して5時間から6時間といったところです。家族が出かけている時などはもちろんもっとできますけど、逆に一緒に出かけたりしてできない時もあるので…
やはりスキマ時間の活用は常に意識していましたし、勉強時間を確保するために生活スタイル自体もかなり変えました。「継続的に学習できる環境」をなるべく工夫して作っていましたね。
特に通勤中のスキマ時間はよく使っていました。私はスマホの小さい画面を見るのがあまり得意ではなかったので、どちらかというと音声で講義を聞くことが多かったです。最近でいえば、宮武先生の授業を電車の中で音声再生しながら聞くこともありました。
思い返すと、受講を始めた当初の2〜3年は車で通勤していたので、車の中で講義音声を流して聞くことが勉強の習慣になっていましたね。
以前は23〜24時に寝て普通に起きる生活だったのですが、子どもがまだ小さく保育園の送り迎えもあり、家では家族が起きている時間に勉強するのはほとんど不可能でした。
そのため、しっかり勉強できるのは早朝だけという状況だったので、思い切って“超朝型”の生活に切り替えました。
自分ができる家事や育児はできるだけ積極的にやるようにしていました。また、試験が終わったタイミングには旅行に行って家族とリフレッシュする時間を作るなど、できる限りバランスを取るように意識していました。
妻は法律には全く関係のない仕事をしていますので、正直、勉強内容そのものに特別関心があったわけではありませんでした。どちらかというと“別分野のことを頑張っているんだな”という距離感で見ていたように思います。
もう…本当に申し訳なかったなというのが…多分もう、めちゃめちゃ質問してたんですよね。
本当に一番思い出深くて、特に初学者の頃に一番助けられたのは、間違いなく“質問機能”でした。
基礎講座は資格スクエアで受講し、単科講座では他の予備校も利用しましたが、質問回答の丁寧さや質の高さは資格スクエアが群を抜いていると感じました。
受講したのは数年前ですが、ここまで丁寧に回答してくれる予備校は他になく、その点が非常にありがたかったです。
講義のペースをどこまで意識していたかは正直あまり覚えていないのですが、“まずは全体を早く一度通してみたい”という気持ちは確かにありました。
法律以外の資格試験の経験から、最初に全体像をつかんでから細部を詰めたほうがうまくいくという感覚がありましたし、講義の中でも「まずは全体を見ることが大事」という話があった影響もあって、早めに1周しようと意識していました。
全体を通して一番大変だったのは、口述試験なんです。でも、受験回数を見ていただくと分かると思うのですが、そもそも短答式試験を突破するのが本当に大変でした。
短答は難易度が高く、当初は苦手意識も強かったので、論文にたどり着くまでがまず大きな壁でしたね。
このあたりは、自分なりにアプローチを変えたことが大きかったと思っています。
やみくもに少しずつ過去問を解くだけではなく、「一つひとつの知識の精度をしっかり高める」方向に切り替えたんです。そこから短答が安定して解けるようになってきて、合格につながったんだと思います。
論文については、市販の演習書と過去問を中心に進めていました。
時間が十分に取れない平日はインプット学習にとどめて、無理に論文演習はしないようにしていました。
まとまった時間が確保できる週末などに演習書や過去問に取り組むというように時間の使い方を分けて進めていました。
まだ自分の中でも完全に整理しきれていない部分はあるのですが、今回の受験を振り返って一番大きかったのは“判例学習”だったと思います。
この8月は職場の夏休みで帰省もしつつ普段より時間が取りやすかったんです。
ちょうど短答の結果が出る前後でしたが、予備校の採点サイトなどで合否の見込みが分かりますよね。自分でも“多分受かっているだろう”と思えたので、論文までの1ヶ月ちょっとをどう使うか考えました。
演習書を回すか、過去問をやるか、判例をやるか…いくつか候補を考えた結果、今回は“判例”を中心にやると決めたんです。
百選自体はあまり使わなかったのですが、扱われている判例は共通しているので、重要判例をわかりやすく解説している本をいろいろ探して、それらを読み込むことをメインにしました。
論文式試験でも必ずといっていいほど何らかの判例が出題の背景になっていたり、判例を意識して書いてほしい記述が多いと感じました。
実際、自分が判例をちゃんと意識して答案を書けた科目はAが取れましたし、それがうまくできなかった科目は沈んでしまったという結果も出てたので…判例学習は本当に大事だと強く感じています。
そうですね。いわゆる、何も見ずに時間をかけて起案するようなことは、普段の学習ではほとんどしていませんでした。
スタイルとしては答案構成に近い部分もありますが、「こういう構成になるのかな」「これが論点かな」といったことを頭の中で軽く想起する程度でした。
起案までやるとそれだけで1~2時間、見直しまで含めると3~4時間かかってしまうので、それを続けると全体の学習が進まなくなると感じていました。そこで、日常的な学習としては起案の優先度を下げていたという感じですね。
私自身は“やめよう”と思ったことはありませんでしたが、途中で続けにくくなるリスクがあるのは確かだと思います。
その点ライフスタイルが大きく変動しない時期のほうが挑戦しやすいと思います。
私の場合は、学習を始めた当初から今に至るまで人事労務の部署で働き続けており、仕事環境や問題意識が大きく変わらなかったのが良かったと思います。
学びを仕事に結びつけられる場面も増え、資格がまだなくても業務のなかで価値を発揮できている実感が少しずつ出てきたので、そういう意味では“役に立てている”“成長できている”という手応えが、モチベーションを落とさない要因になったと思います。
基礎講義は、一通り聴いてどうしても理解が追いつかなかった部分だけ何回か戻るという形で使っていました。
印象に残っているのは、講義がとてもわかりやすかったこと、話がとても面白かったことです。ただ面白いだけではなく内容自体が高度でも、それを初学者でも理解できるレベルに噛み砕いて説明してくださって、すごく好奇心が刺激される講義でした。
振り返ってみて、非常に良い講義だったと思います。
“予備試験は決して不可能な挑戦ではない”ということです。
私自身、学習を始めた5年前は、とてもじゃないけれど口述試験のような最終段階まで辿り着けるイメージなんてまったくありませんでした。
予備試験は本当に高い山で、見上げても頂上が見えないような感覚でした。
でも今回振り返ってみても、また合格者の方々と話していても感じるのは、特別な才能や天才的な能力がなければ受からない試験ではないということです。
もちろん、“確実に合格できる方法”というほど簡単な試験ではありませんが、チャンスは十分にあります。何回か受ける中で、自分の知識や対策が出題と噛み合うタイミングが来ると思います。
私自身も特別な才能があるわけではなく、普通の社会人です。
それでも続けていけばここまで来られたので、強い思いがある方にとっては、現実的で、決して手の届かない挑戦ではないとお伝えしたいです。
そして、合格したあとのつながりやコミュニティもすごく魅力的です。社会人になってから新しい仲間と出会い、同じ経験を共有できる場はなかなかありません。
口述試験の思い出話なんて、皆さん本当に尽きないくらい語り合っていますし(笑)、すごく貴重な経験だと思います。
皆さん口揃えて、大変だったって言いますよね。実際私も大変だったし、実際に対策するのは一ヶ月ぐらいなんですけど、本当に人生で一番大変というくらいで…
今年だけ特別に大変だったというわけではなく、口述試験は毎年ずっと大変な試験なんだろうと思います。
実際にはほとんど落ちないはずなんです。それでも“絶対に落ちられない”という強烈なプレッシャーが、受験者全員にのしかかる試験だと感じました。
そのうえで、これはどこかでぜひ伝えたいと思っていたのですが、私が受けた模試の中で資格スクエアさんの口述模試が一番良かったです。これは主観だけではなく、客観的に見てもそう感じました。
理由は、二人の面接官で本番に近い“主査副査体制”を再現してくれていたのが資格スクエアだけだったからです。
さらに、面接の時間配分も本番とほぼ同じ長さで実施してくださり、当日の空気感をしっかり体験できた点も非常に良かったです。
口述は落ちる人が少ないとはいえ、メンタルの負荷が非常に大きい試験なので、あの再現度の高さは本当に助かりました。
そうですね。やはり、自分と同じような境遇の方には特におすすめしたいです。
たとえば、スキマ時間を活用したい方、周りに質問できる環境がない、オンライン中心で学習せざるを得ない社会人だったり…こうした方にとって、資格スクエアは最初の選択肢としてとても良いと思います。
私は最近の講義をすべて聴けているわけではないのですが、司法試験対策で提供していただいた講座をいくつか視聴した限りでも、今いる先生方は、私が受講していた当時の先生方に負けず劣らず、本当に優秀だと感じました。
きっと今も質の高い講義を提供してくださっていると思います。
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