- 資格スクエアトップ
- 司法試験予備試験講座
- 迷いながらも、基本を積み重ねて たどり着いた司法試験予備試験合格 - 合格体験記


令和7年度
予備試験
合格
大学生Y.I 様
国公立 法科大学院(既修者コース)
大阪市立大学 法学部法学科
8期
23歳
法律の勉強が楽しいと思えたこと

正直なところ、ずっと目標としてきたことだったので、夢の延長のような気持ちもありましたし、「やっとここまで来たな」という安堵感が大きかったです。
理由は大きく分けて2つあります。1つ目は、学部の比較的早い段階からずっと予備試験を目指して取り組んできたという点です。
予備試験を受けなくても、ロースクールでの成績次第では来年司法試験を受験できる状況ではありましたが、これまで追いかけてきたものをここで手放すのは少し惜しい気持ちがありました。
挑戦自体が無駄になることはないだろうと考え受験を決めました。
2つ目は、予備試験合格者は司法試験の合格率が高いという点です。もし合格できていれば、精神的な安心感を持った状態で司法試験に臨めるのではないかと考えたことも、大きな理由でした。
そうですね。高校に入るタイミングくらいには、将来は法曹の道に進みたいという気持ちを持っていました。
最初のきっかけとしては、高校生の頃にドラマなどで見た弁護士像に影響を受けました。
ただ、本格的に将来を考えるようになったのは、大学3年生ごろ、周りが就職活動を意識し始めたタイミングだったと思います。
その頃、大学の授業や資格スクエアで法律を勉強する中で、純粋に「法律の勉強が楽しいな」と感じるようになっていました。もしそこで勉強がつらいとか、しんどいと感じることが多ければ、一般就職など他の道を選んでいた可能性もあったと思います。
ただ、実際には勉強が苦痛だとか、やめたいと強く思うことはあまりなくて「このままうまくいくなら、続けていきたいな」という気持ちの方が自然と残りました。
そういう感覚があったので、他の進路を積極的には考えず法曹の道を目指すことを選んだのだと思います。
いずれはどこかの予備校に通う必要があるだろうという意識はもともとありました。
初めて予備試験に出願したのは大学1年生のときで、周りに出願する友人がいたこともあり、まずは試験に慣れる目的で受けてみようと思ったのがきっかけです。
当時は憲法と民法を学び始めた段階だったので、今習っている範囲でどれくらい通用するのかを確認したいという気持ちもありました。
比較した中で一番大きかったのはやはり受講料の面です。現実的に考えると資格スクエアが手に取りやすいと感じました。
もう一つは、講師の評判ですね。ネットなどで「教え方が分かりやすい」「良い先生だ」という評価をよく見かけて、一度受けてみようかなと思いました。
講義については、資格スクエアの講義はスライドが見やすくて分かりやすいと感じました。図表も多く使われていて、具体的な場面や人物関係などがイメージしやすかったです。
また、判例についてもかなり多く扱われていて、その中でも重要なポイントは色で強調されているなど工夫されていたので、要点を押さえやすかったと思います。全体として、理解しやすい講義だったという印象があります。
「今日はこのタスクをここまでやる」というタスクベースで進める時もあれば、「今日は何時間勉強する」と時間ベースで決める時もあり勉強のスタイルを固定せずに進めました。
そのやり方も、1か月ごとや数週間ごとに変えていたと思います。
正直、固定しないことを意識していたわけではないです。
時間ベースで始めると、最初は「今日はこれだけやれた」という達成感があるんですが、だんだん中身が伴わなくなって、時間だけこなす感覚になってしまいました。そこで「これじゃ意味がないな」と思って、今度はタスクベースに切り替えました。
ただ、タスクベースも続けていくと、今度は課題に追われる感じが強くなって、気持ちの面でしんどくなる時が出てきました。なので、大まかにはその二つを行ったり来たりしながら、自分が勉強を続けやすい形を模索していた、という感じです。
予備試験の勉強を続ける中で、試行錯誤しながら生み出したやり方でした。
時期によってかなりバラつきはありました。
大学2年生の春、資格スクエアの受講を始めた頃の1年間は、3・4年生時と比べるとそこまで勉強量は多くなかったと思います。大学の授業が多かったので、平日は多くて4〜5時間くらい、アルバイトがある日は2.5〜3時間程度の日もありました。
その後、3・4年生になるとアルバイトやサークルをかなりセーブして、本腰を入れて勉強するようになりました。
大学の講義も少しずつ減ってきた時期で、平日はだいたい6〜7時間、休日は調子が良ければ9時間くらいを目指して取り組んでいたと思います。
振り返ってみると基礎問講義の解答例を結構使っていたと思います。
三段論法の組み立て方から、各論点でどの程度規範を書くのか、どこまで当てはめをするのかといったこと、特にあてはめの仕方というのはほとんど基礎問講義で身につけたという感覚があります。
そういう意味で、基礎問講義は論文力の土台を作ってくれた講義だったといえます。
そうですね。そういう印象がありますね。
最終的には、どの科目もだいたい3周くらいは取り組んでいたと思います。
基礎問は本試験より問題文が短いということは分かっていたので、1週目から見たことのない論点が出ても「最低限どう書けば点がもらえるか」という再現性を意識して取り組んでいました。
2周目・3周目以降は、問題の所在→規範→当てはめ→結論、という論文の基本構造を意識しながら、あわせて解答例の中で論証を覚える目的で使っていたという感じです。
自分の印象では、論文式試験では知識以上に、「法的三段論法などの構造をきちんと使えているか」がすごく大切だと思っています。
その点で基礎問は、解答例の中で「問題提起・規範・当てはめ・結論」が明確に分かれていて、論文の型を掴みやすかったです。
まずはこの構造をしっかり身につけることが重要だと思うので、その基礎を固められる点が、基礎問をおすすめできる一番のポイントだと思います。
ロースクールの入試についても十分対応できていたと思います。実際、体感的にも受験したロースクールはほぼ合格できていましたので。
短答攻略クエストは、かなり利用しました。
特に印象的だったのは、週ごとに順位が表示されたり、科目ごとに達成率(何%)が見えるようになっていた点です。
自分の性格的にも、そういった数値が可視化されるとモチベーションになって、「早く100%にしたい」という気持ちで取り組んでいました。
正直なところ、法科大学院の入試に向けて「しっかり対策した」という記憶はあまりありません。
私立の法科大学院は予備試験の論文式試験の前に受験しましたが、そのときの位置づけとしては、どちらかというと論文の模試のような感覚で受けていました。
一方、論文式試験の後に受けた国公立の法科大学院についても同様でした。
基本的には、「予備試験の対策がそのまま入試対策にもなるだろう」という感覚で、予備試験の勉強一本で臨んでいたという形です。
一般的にも言われていることですが、やはり過去問演習は欠かせないと思います。
それに加えて自分が意識していたのは、すべてを完璧に理解し切ろうとするよりも「ここは自信をもって回答できる」と言える、揺るがない知識をどれだけ持てるかという点です。
科目によって細かい部分まで整合的に理解するのは難しいところもありますが、インプットの中で核となる知識については、確実に押さえておく。
その「絶対に落とさない知識」を積み重ねることを強く意識していました。
正直なところ、予備試験に向けた学習意外を犠牲にしていた時期もありました。
大学3年生のとき、2回目の予備試験で短答に落ちたことが自分の中では大きな出来事で、「このままだとまずいかもしれない」と強く感じました。
それをきっかけに、特に3年生の夏以降は、アルバイトやサークルはかなりセーブして、勉強を最優先にする生活に切り替えました。
バランスよく両立というよりは、その時期は思い切って勉強に集中したという感じです。
一番苦労したのは、やはりメンタル面だったと思います。
勉強そのものが極端につらいとか、しんどくて続けられないという感覚はあまりありませんでした。
ただ、外から入ってくる情報、たとえば「今日は11時間勉強しました」とか「このテキストを3周、4周しました」といったネット上の声を見ると、自分は「今日は8時間しかできていない」「まだ1周も終わっていない」と比較してしまって、そういう点で気持ち的にしんどくなることはありました。
法律の勉強が自分に合っていて、純粋に楽しかったことだと思います。
もちろん、論点によっては「少し無理があるな」と感じる部分もありましたが、基本的には理屈が通っていて、「こう考えて、こう積み上げて、最終的にこう解釈する」という流れを一つずつ理解していく感覚がありました。
その過程が、階段を一段ずつ登っていくようで面白くて、勉強そのものに前向きに取り組めたことが、最後まで続けられた一番の理由だと思います。
理屈っぽいっていうんですかね…(笑)物事を理論立てて一つずつ追っていくのが好きな人は、法律の勉強を面白いと感じやすいと思います。
結論に至るまでの考え方や理屈をたどる過程そのものを楽しめると、それが継続するための大きな強みになるんじゃないかなと思います。
まず、完璧主義に陥ることはあまりおすすめしないかなと思います。
それから、「とりあえず論証集を全部覚えればいい」というような理解を伴わない暗記中心の勉強法も、あまり効果的ではないと思います。
理屈や解釈をあまり考えずに、とにかく暗記的に回すだけというやり方は、少し危ういかなと感じます。
論証自体は書けたとしても、実際の試験では初見の事実関係の設定がでてくるので、そこで当てはめが分からなくなる可能性があります。
確かに、最終的な合格率だけを見ると数字が低くて、不安に感じる方は多いと思います。
ただ、実際には、「完璧な答案を書かないと受からない試験」ではありません。
自分自身の答案を振り返ってみても、特別発展的なことを書いたという感覚はなくて、基本的な知識を書いただけという印象でした。
覚える範囲も、無限に広いわけではなく、すべてを完璧にする必要もありません。そのような意味では、合格率の数字ほど高すぎる壁ではないと思います。
予備試験受験のお悩みはプロに相談
無料受験相談はこちら