行政書士の通信講座はどこがいい?おすすめ通信講座6選の特長

行政書士の通信講座はどこがいい?おすすめ通信講座6選の特長

行政書士試験合格を目指しているあなた。試験勉強はどのようにおこなっていますか? 社会人であれば時間がないので「通学」はなかなか難しいですよね。しかし、いま「通信講座」がかなり進化しています。テキストを持ち歩かなくてもスマホで完結できたり、質問サポートも可能になったりしているのです。

この記事ではおすすめ行政書士通信講座を6つ紹介し、それぞれの特長もまとめていきます。

1 行政書士試験合格に通信講座がおすすめの理由

行政書士試験を目指しての学習スタイルには、3つの選択肢があります。それは「通学」「通信」「独学」です。その中でもこの記事では「通信」にスポットを当て、おすすめの通信講座も7つ紹介します。

(1)テキストだけの独学は大変

まず、テキストを一人で読み進める「独学」は大変です。独学のデメリットを挙げてみましょう。

・行政書士のテキストは内容は高度なのでなかなか頭に入らない。
・どこが頻出ポイントなのか分からない。

一方、講師から習うことが出来る通信講座にはこのようなメリットがあります。

・講師から頻出ポイントを習うと頭に入りやすい。
・講師が難解な箇所をかみ砕いて説明してくれる。
・近年はスマートフォン対応の通信講座が多く、スキマ時間を活用して勉強できる。

(2)通信は通学よりも安価

大手資格学校に通学すると、料金は30万くらいかかることが多いです。しかし通信講座なら、通学と同等の高レベルの専門講師の講義を受講できるのに関わらず、少ないお金で済むことがほとんどです。案かな講座は4万円代で済みます。

(3)スマホでスキマ時間

通信講座はスマホなどのデバイスに対応したeラーニングの学習環境が主流となっているため、スキマ時間を有効活用したスマホ学習が可能です。働きながらの受験勉強が実現できます。

2 おすすめ通信講座

それでは数ある行政書士通信講座の中からおすすめの講座を6つ紹介します。

(1)資格スクエア

資格スクエアは、「行政書士合格パック」の内容に基づき紹介します。

価格 99,700円(税込) サポート体制 講義動画画面の「質問する」ボタンから質問可能
講師 大内容子(法律系)
永田英晃(一般知識等)
合格率 公表なし
講義時間 基礎講座(約45時間)
過去問講座(約10時間)
直前対策講座(約15時間)
その他 教材はシンプルで、
①テキスト1冊
②問題集1冊
③講義中に画面に表示されるレジュメ
のみ。
とにかく少ない教材で学習したい人向き。
テキスト 資格スクエア著書
「コンパクト行政書士基本テキスト」
「コンパクト行政書士の問題集All-in-One」

資格スクエアの運営会社・株式会社サイトビジットは、2013年に設立された新しい企業です。そのため最新の技術やノウハウを活用したサービスで、先行他社にはない取り組みをおこなっています。

たとえば、「脳科学ラーニング」。AI(人工知能)を活用し脳科学に基づいた問題演習機で記憶の定着を図る新しい試みです。

ホームページから、資格スクエアの脳科学に立脚した学習アプロ―チを抜粋してみましょう。

最も効率のいい勉強法はアウトプットすることです。脳科学的にはインプット:1に対してアウトプット:3をする必要があると言われています。

資格スクエアも優れたマルチデバイスでのeラーニング環境を提供しており、パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれでも学習が可能です。ノートの書き込みもデバイスだけで完結し(マイレジュメ機能)、質問も画面上のボタンでおこなえます。


この講座の教材は、テキストと問題集各1冊と講義中に画面に表示されるレジュメだけです。非常にシンプルな教材なので、少ない教材をやり込んで定着型の学習がしたい方におすすめの講座だといえます。

(2)スタディング

スタディングは「行政書士 総合コース 」の内容に基づき紹介します。

価格 59,800円(税抜) サポート体制 質問への回答サービスはなし
講師 竹原 健講師
ヒューマンアカデミー、クレアールなどで講師歴20年
合格率 ホームページに公表を控えるとあり
講義時間 ①基本講座:約34時間
②過去問解法講座:約22時間
③記述式解法講座:約14時間
④合格のための論点200:約13時間30分
その他 ①学習レポート機能
学習時間や学習進捗が自動集計され、グラフと数値で可視化
②SNSを使った勉強仲間機能で励まし合える
テキスト ①オンラインテキスト(フルカラー)有料オプションの冊子版テキストもあり(13,900円)
②ビデオ講座

同コース には、基本+過去問+記述式+論点200+科目別一問一答+答練+模試セットがついてこのようなリーズナブルな価格です。業界最低といわれる価格を実現しながら、質の高い講義学習のすべてがスマートフォンで完結できる、最新の学習システムを提供しています。

フルカラーテキスト、基礎問題集(スマート問題集)、過去問、要点まとめシートなどの教材は、すべてスマートフォンで完全完結できます。eラーニングならではの便利機能には「復習機能」がありますが、これは「間違えた問題・自信のない問題だけを選んで再び解くことができる」という便利なもの。

紙ベーステキストに付箋を貼るような使い方が可能となっているのです。過去問や基礎問題集を一度に横断して、不正解の問題やあやふやな問題のみを洗い出して取り組むことも可能です。

スタディングはこのように学習者目線に立ったハイテクな最新の学習システムと、リーズナブルな価格帯が魅力です。

・基本問題から繰り返し学習できる
・知識を習得度で整理・体系化し、効率的に学習できる
・学習フロー機能が最適な学習順で効率化をサポート
・学習レポート機能が、学習時間と進捗状況を可視化

残念ながらサポート体制はありませんが、時間がない学習者でも効率的に学習できる工夫が満載です。

(3)クレアール

クレアールは「行政書士 カレッジコース」に基づき紹介します。

価格 オンライン169,000円 サポート体制 Eメール、FAX(質問用紙)による質問対応
講師 杉田 徹講師
竹原 健講師
玉村 一博講師
合格率 公表なし
講義時間 合計260時間 その他 ・スマホ完結で、場所や時間を問わず講義を視聴できる

・Webテストもスマホで手軽に取り組めるため人気

・「セーフティコース」が存在し、これは万一不合格になっても、翌年の受講料の支払いは不要。2年目の学習に移行できる。

テキスト 2色刷
・マルチパステキスト(7冊)
・論点別過去問題集(3冊)
・民法特訓講義テキスト
・行政法特訓講義テキスト
・基本確認択一式模試(問題・解説)
・解法マスター講義テキスト
・記述マスターテキスト(1冊)
・科目別パーフェクト答練問題・解説(10回分)
・解きまくり総合答練 問題・解説(2回分)
・総まとめコンプリーションテキスト(1冊分)
・公開模試(問題・解説)

クレアールは歴史のある学校で、資格試験指導歴は50年にも及びます。テキストなどの教材もボリュームが多く、価格帯も高額なクレアールの通信講座の特徴を挙げてみましょう。

・民法・行政法を徹底強化
・200時間超えのボリュームある講義(フルパックコース講義)は、他講座より高額でもコストパフォーマンスは高い。
・当講座の看板「非常識合格法」を採用。
・スマホ動画と送付されるテキストの両方で徹底学習。
・冊子版テキストとカリキュラムの充実度は、大手資格学校のTACやLECのものと同レベルと思われる。

【クレアールのカリキュラム】

出典:クレアール

クレアールの講座の価格帯は高額ですが、その分キャンペーン割引が充実しています。クレアールで行政書士試験合格を目指す方は、ホームページでキャンペーン情報を細かくチェックしましょう。

<キャンペーンの例>
期間限定割引価格12月末まで 169,000円 → 43,940円
※キャンペーン内容は随時変更になりますので、申し込み前にホームページで確認してください。

また選ぶ講座によりますが「セーフティプラン」という安心保証型プランが設けられています。これは次回の2020年行政書士試験が、残念ながら不合格に終わってしまっても、次の受講資格が保障される制度です。

・2020年目標の「基本講義」「民法特訓講義」「行政法特訓講義」の学習期間を、2021年11月まで延長できる
・「2021年目標最新中級コース(上級コースにスイッチ可能)」を受講することもできる

クレアールの通信講座は、これまで紹介してきた「スキマ時間利用型」「スマホ完結型」とは一線を画する内容になっています。ボリュームが多いので、やり切る時間と気力がない方にはおすすめできません。

また、当講座の看板である「非常識合格法」と呼ばれるメソッドを採用しているのも特長です。「非常識合格法」とは「合格必要得点範囲」を過去問分析から抽出し、徹底的に習得させることで確実に合格を取っていくメソッドです。

その代わりスマートフォンベースで学習を進める eラーニングの環境は、あまり充実していません。テキストベースの学習をメインでおこないたい人におすすめです。

(4)アガルート

アガルートは「行政書士 入門総合講義/入門総合カリキュラム 」に基づき紹介します。

価格 158,000円(2020年2月末まで) サポート体制 Facebookグループによる質問対応
講師 元LECのカリスマ講師「豊村慶太」先生が講義を担当 合格率 平成30年度は46.7%(全国平均の3.68倍)
講義時間 合計315時間 その他 合格特典
① お支払い金額全額返金
②合格お祝い金3万円
テキスト フルカラー

出典:アガルート

アガルートアカデミーもeラーニングで講義を提供する講座で、テキストはデバイスの画面に同時表示されます。しかし、冊子版のフルカラーテキストもしっかり用いるスタイルで、徹底して学習していきます。

講義総時間数も300時間超えと、「圧倒的情報量」を誇る講座です。講師は、LECの元看板講師であった豊村慶太講師が担当します。

アガルートはボリュームがある講座数とテキストが提供するので、価格帯は少し高めですが、当講座も割聞き制度が充実しており、2020年2月までなら7万円の割引きが受けられます。

その他アガルートについて特筆すべきは、合格率の高さです。公式ホームページによると、アガルート受講生の46.7%が行政書士試験に合格しています。また、合格者への受講料全額返金制度がある点も嬉しいところです。合格者には受講料の全額返金がおこなわれるうえ、合格お祝い金の3万円ももらえるのです。

質問制度もユニークで、質問を投稿する媒体には Facebookを活用しています。そこに質問すればアガルートアカデミーの講師が、直接質問に対応してくれます。質問はタイムライン上に投稿されるため、講師からの回答をメンバー全員で共有することができます。

通信講座のなかには、受講料が押さえられている分サポート体制が整っていなかったり,質問回数が制限されていたりするところがあります。しかしアガルートの場合は、直接講師に質問できるうえ、回答がシェアされるため「まなびあい」の効果も期待できます。

(5)フォーサイト

フォーサイトは、「行政書士 スピード合格講座(バリューセット3)」に基づき紹介します。

価格 [Web+DVD] 142,800円 サポート体制 Eメールによる質問対応(上限あり)
講師 福澤繁樹 専任講師 合格率 フォーサイト合格率37.3%
2018年度は全国平均の2.94倍!
講義時間 合計76時間 その他 バリューセット3は全額返金保証制度が適用。
学習を進め、規定を満たしたにもかかわらず、不合格だった場合、全額返金。
テキスト フルカラーテキスト

フォーサイトの行政書士講座について特筆すべきは、その高い合格率です。2018年度行政書士試験の全国平均合格率は、12.7%であったのに対し、フォーサイト合格率は37.3%です。全国平均の、実に2.94倍の合格率をたたき出しているのです。

フォーサイトのテキストは分かりやすく作られており、数ページ分をホームページで試し読みできます。講義DVDも付いてきます。

また特許取得のeラーニングシステム「道場破り」を標準利用しており、講義視聴だけでなくテキスト読み、確認テスト、学習プラン作成も、システム内でおこなえるようになっています。

フォーサイトも全額返金保証制度を完備。万が一「不合格」なら受講料を全額返金してもらえるので、再チャレンジ体制が整いやすいといえます。

(6)ユーキャン

ユーキャンは、行政書士講座に基づき紹介します。

価格 63,000円 サポート体制 Eメール、郵便による質問対応
講師 50名以上の専任講師から 合格率 合格者が9年間で2,831名(2019年12月時点)
講義時間 講義なし

※ポイント解説動画あり

その他 「講義」がない講座だが、
各ポイントを2~2.5分程度で解説した動画を提供。
テキスト 2色刷
メインテキスト:全9冊(入門2冊、応用7冊)、副教材

通信講座の老舗として名を馳せるユーキャン。以前は、講座のないテキストベースオンリーの学習スタイルでしたが、近年はeラーニング環境も加わりました。Web解説動画が、各科目のポイントごとに視聴可能になりました。同様にWebテストも準備されています。

3 合格者のレビューより

これまで各講座を様々な角度から比較してきましたが、ここでは各講座ホームページに掲載された合格者から選りすぐったコメントを紹介します。合格体験記は各ホームページに数多く掲載されています。講座選びの参考になりますので、ぜひチェックしてみましょう。

(1)資格スクエア

1年目、塾に通い始めた時は、毎回の授業をしっかり聞いていれば合格できるだろうと単純に思っていました。(中略)本試験では散々な結果でした。2年目は、(中略)1年目と同様で結果は伴いませんでした。

今年こそ、という気持ちで挑んだ3年目でようやく結果が出たわけです(中略)資格スクエアで学んでよかったところは、クラウド(資格スクエアの学習システム)が便利だったところと、アウトプットゼミで自分の理解度の確認ができたところです。クラウドの便利なところは、法律科目が項目別に細かく分類され、視聴回数の履歴が残るところです。自分がどこまで講義を聞いているのかが一目でわかり、次を視聴する時の参考になりました。視聴回数が出るおかげで、多く視聴している講義は自分が苦手としている項目だと自覚できました。

(2)スタディング

十二分に合間時間を活用できたのもスタディング(通勤講座)ならではです。通常の勉強ですと、机を片付けて、文房具、テキスト、ノートを用意してと勉強するまで何工程もの行動を擁します。人間何事も物事の取り掛かりである初動に大きなエネルギーを割くため、勉強するということが一つの儀式になってしまいます。この人間心理に対して見事にアプローチできたのがスタディング(通勤講座)の勉強方法ではないでしょうか。

(3)クレアール

YouTubeで杉田講師の無料憲法講座を視聴、杉田先生の落ち着いた物腰と、徐々に熱を帯びる講義に魅力を感じました。憲法を学び「法律っておもしろい」と興味を持てたことが、その後の学習への原動力となりました。(中略)車通勤の往復2時間に、講義動画の視聴を続けました。頭に入っているのか正直わかりませんでしたが、

「スッと頭に入るときもある。印象に残る話があったりする」

「とにかく全体を見渡すために、試験範囲を駆け抜けてみる」

というような感覚で、とにかく講義動画を流しながら通勤していました。結果として、後でテキストや過去問解説を読むときに、「あ、そんな話があったな」「ああ、これがあの時の講義のことなんだ」など、意外と記憶に残っていました。ゼロベースでテキストに取り組むより、効率はかなり良かったと思います。

(4)アガルート

私が行政書士試験の受験を決めたきっかけは,父親が行政書士をしており,チャレンジしてみれば?と勧められたことです。(中略)なんといっても豊村先生の存在が一番のきっかけです。いくつかの予備校の体験講座(WEB)を受講しましたが,講義の内容がスーッと頭に入り,また印象に残ったのは豊村先生だけで,「この先生やっ!!」と・・・しかも,合格特典まであるなんて,迷いはありませんでした。

(5)フォーサイト

講義の動画と過去問題集を一番たくさん使いました。過去問題集は、右側のページの解説が詳しく書いてあるので、隅々まで読むよう心掛けてやりました。10回以上はやりましたが、もうちょっとやりたかったです。動画はダウンロードをして、スマホやタブレットで通勤途中や移動先でよく見ていました。3~4回繰り返し見ましたが、もっと見たかったです。

(6)ユーキャン

資格を取得してすぐの頃は、知り合いや身内から遺言書の証人に関するものといった小さな仕事を受けながら、知識を深めるためにユーキャンのテキストを使って勉強を続ける日々でした。そうやって少しずつ自信をつけ、資格取得から約1年後に開業しました。現在では自治体の行政書士相談員などもやらせてもらっています。

4 サマリー

いかがでしたか?

行政書士の通信講座なんかどれも一緒、と思われていたかもしれませんが、中身はそれぞれ異なることを知っていただけたでしょうか。それぞれの講座をよく調べてから、あなたの生活、習得度、予算などに鑑みて最もふさわしい講座を選ぶようにしましょう。

5 まとめ

・行政書士試験合格のために通信講座を選ぶと、分かりやすい講義、安価な価格、スマホでスキマ時間の活用が享受できて良い

・スタディングはスマホ完結で社会人向けで業界最低価格を誇る

・資格スクエアもスマホ完全完結型で、メモ取りや質問もデバイス画面上から可能。脳科学に立脚する等斬新な学習管理メソッドを用いている

・クレアールは講義総時間やテキストがボリューミーだが、時間があってしっかり勉強したい人にはおすすめ

・アガルートは300時間超えの講義を提供するが、キャンペーン利用で割引が聞く。平成30年度合格率は46.7%であった

・フォーサイトの合格率は37.3%で全国平均の2.94倍である。オリジナルの「道場破り」eラーニングメソッドを標準利用

・ユーキャンは通信講座の老舗である。最近は講座動画なオンラインも一部取り入れている

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