司法試験や予備試験は答案構成が書けるようになると論文が楽に書ける!

司法試験や予備試験は答案構成が書けるようになると論文が楽に書ける!

論文をすらすらと書くコツは「答案構成」にあります!

 

司法試験や予備試験の論文を合格点に引き上げるためには、答案構成スキルを上げることが功を奏することをご存知でしょうか?

 

この記事では、司法試験や予備試験の論文を合格答案へと導く「答案構成」について解説して参ります。是非、ご参考になさってください。

 

1 答案構成が書けると論文が楽に書ける理由とは?

司法試験や予備試験の論文式の試験時間は限られています。故に、残念ながら悠長に考えている暇はありません。

 

論点抽出や条文検索などに時間をかけ過ぎてはいけないことはもちろんのこと、答案構成を作成する時間など「時短」できるものは徹底的に省き、いかに効率良く解答用紙に論述を落とし込むことができるかが勝負の分かれ目となることもあります。

 

答案構成は、料理で例えるのなら、下ごしらえのようなものです。下ごしらえがしっかりと整えられていると、肝心の調理過程で余裕が生まれますので、ケアレスミスも回避でき且つスムーズに調理が進みます。見た目や味などにおいても仕上がりは全く違ったものになります。

 

これは、勉強においても同じようなことがいえるのではないでしょうか。事前の準備(下ごしらえ)がしっかりとできていれば、ケアレスミスを回避し、スムーズに物事を進めることができます。

 

結果的に、本来要となる部分に時間を有効的に使うことができますので良い結果が得られるでしょう。

 

この事前の準備を司法試験や予備試験の論述式試験に当てはめて考えると「答案構成」の作成部分に該当します。

 

つまり、答案構成がしっかりとできていれば、すらすらと論文が書けるようになります!

 

「頭の中で、論文構成をごちゃごちゃと考えてしまった挙げ句、時間を過度に気にしながら焦った結果、ケアレスミスを連発・・・・時間内に書ききれず途中答案・・・」

 

などという事態も回避できるでしょう。

 

言い換えれば、答案構成をしっかりと作成できないレベルでは、司法試験や予備試験の合格までの道のりは遠いといえますので、答案構成作成の練習をしっかりと日頃の学習に取り入れていきましょう!

 

 

2 答案構成は完成答案ではない!

司法試験や予備試験の論文式試験において、答案構成を作成するということが、欠かすことのできないアウトプットの一つであることがおわかりいただけたのではないでしょうか?

 

また、「論文が書けない。」と悩まれる受験生の特徴の一つとして、いわゆる「完成答案」のような答案構成を書いてしまうということが挙げられます。

 

完成答案に書くレベルの答案構成を書いていたら、時間が足りず途中答案となり不合格は避けられません。答案構成にかけることのできるおよその目安は、予備試験であれば、10〜15分程度(試験時間は1科目70分)を目標としたいところです。

 

答案構成は、読んで字の如く“答案を構成”するためのツールであり、事前の準備に過ぎません。

 

答案構成は「本人にさえわかれば良いメモ書きのようなもの」です!

 

つまり、答案構成がメモ書き程度で是とするならば、その中身も司法試験(予備試験)の合格答案に求められるような精度の高いものである必要はありません。時間を過度に使う性質のものではありませんので、この点は心に留めておいてくださいね。

 

3 途中答案になる人は落ちる

先に触れたとおり、司法試験や予備試験では、答案構成に時間をかけ過ぎて、いわゆる「途中答案」となってしまうと合格することは叶いません。なぜなら、途中答案は「結論」に至っていないからです。

 

例えば、答案全体が1.2.3.4.と構成されており、そのうち1.2.だけが完全に書けていたとしても、3.4.を全く書いていなければ当然のことながら点数は伸びません。そうであるならば、1.2.3.4.全てについて半分程度網羅的に書いた方が良い点数が付くといわれています。

 

では、いったいどのような対策をすれば良いのでしょうか?

 

端的にいえば、合格レベルの答案を分析し実際に自分で書くことです!

つまり、論理の飛躍をし過ぎないように、また、不足なく書き切るためにおさえるべきポイント(論証など)はどこであるのかを知り実践する(アウトプット)ことが大切です。

 

答案添削などを活用して、過不足分を修正しながら合格答案作成スキルを磨いていきましょう。

 

途中答案となり悔し涙を飲む結果とならないようにするためにも、日頃のアウトプット学習から「時間」を意識して取り組むこともオススメします!

 

4 自分なりのルールを確立してひたすら練習しよう!

それでは、答案構成の練習は具体的にどのようにすれば良いのでしょうか?

最初から、答案構成をすらすらと書ける人はあまりいないので、過度に心配しなくても大丈夫です!

 

ここでは、司法試験や予備試験の論文学習でつまずかないためのちょっとしたコツをお伝えしますので、是非ご参考になさってくださいね。

 

まず、学習未経験者や論文の成績に伸び悩んでいる受験生の皆さんは、初めから難しい問題にチャレンジせずに、短文事例などから始めてみてください。

 

ステップアップ方式で難易度を上げていきましょう。

 

慣れてきたら、本試験レベルの過去問などに挑戦し、反復継続して答案構成スキルを高めていくことをオススメします!

 

論文式試験対策は、「合格レベルに必要な答案はどのようなものなのか?」という分析力と並行して、とにかく書くこと(アウトプットの反復継続)です。

 

そして、論文学習の際に気をつけていただきたいことは、「論証の学習」に戻らないことです。よくある負のスパイラル例をご紹介します。

 

(例)

答案構成ができない論証学習が足りていないからだと思ってしまう論証の学習に戻ってしまういつまで経っても答案構成の練習ができない=論文が書けないまま・・・・。

 

このような負のスパイラルに陥らないためにも、いきなり本試験レベルの問題にチャレンジして撃沈することを避け、土台を固めるという心構えで基本的な短文事例から始めてみてくださいね。

 

また、答案構成を作成する際に「自分なりのルール」を決めておくことをオススメします!

 

例えば、ナンバリング(1.2.3 (1)(2)(3) イ.ロ.ハ.・・・など)や接続詞(まず、また、そして、さらに、よって、・・・など)、略語(〇〇請求なら〇〇SQ・・・など)などをあらかじめパターン化して、日頃の学習段階から使い慣れておきましょう。

 

尚、先に触れた論証についてですが、司法試験(予備試験)の基礎的な問題から始めて自分の引き出し(論証パターン)を増やしストックして使いこなせるように練習しておくことをオススメします。

 

いずれ学習が進めば、司法試験(予備試験)過去問レベルの問題でそのストックが功を奏することは間違いありませんので、「合格」に向けて引き続き勉強を頑張ってくださいね!

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5 サマリー

司法試験(予備試験)の答案構成を作成する前提として、基本的な法律知識が備わっていることが前提となりますので、基本的な知識の抜け漏れがないように日頃から「頻出条文」や「重要判例」「原則・例外」なども意識して勉強に取り組むことをオススメします!

6 まとめ

  • 答案構成がしっかりとできていれば、すらすらと論文が書けるようになる!
  • 答案構成は、読んで字の如く“答案を構成”するためのツールであり、下準備(メモ書き程度でOK!)である。
  • 答案構成に時間をかけ過ぎて「途中答案」になると合格は叶わない。なぜなら、途中答案は「結論」に至っていないから。
  • 自分なりのルール(ナンバリング、接続詞パターン、略語など)を確立し答案構成の練習をたくさん行おう!

 

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