お金がないなら独学しかない!自力で司法試験予備試験を突破する方法

お金がないなら独学しかない!自力で司法試験予備試験を突破する方法

はじめに

文系では最難関という印象が強い国家資格「司法試験」

合格後には、検察官、弁護士などの華やかなライフステージに歩を進めることができる一方で、そもそも法科大学院を卒業しなければ司法試験を受けるチケットですらもらえません。

そこで、もうひとつのルートである「司法試験予備試験」という制度に目をつけ、この記事にたどり着いた方は多いのではないでしょうか。

とはいえ、司法試験予備試験の合格率は平均して4%。

「お金もないし、時間もないから自分には無理なんだろうな・・・」と半ばあきらめてはいませんか?

ここで、このページにたどり着いたあなたに確信できる事実をお伝えしましょう。

それは司法試験予備試験は「独学での合格は不可能ではない!」ということです。大変難しいことに変わりはありませんが、方向性を誤らなければ誰しも平等にチャンスがあります。

以下では、独学で司法試験予備試験に受かりたい方に知ってほしい情報をリストアップしました。

少し文字数が多い記事になってはいますが、資格スクエア講師の豊富な知識が盛り込まれた必見な内容となっています!

独学で受かる!という強い意志のある方はぜひ最後まで読んでくださいね。

1、司法試験予備試験とは?

そもそも予備試験(司法試験予備試験)とは、司法試験を受けるための資格を得るための試験です。

予備試験に合格すると、法科大学院を卒業しなくとも、司法試験の受験資格が与えられます。

予備試験には、受験資格や条件は一切ありません。つまり、高校生でも、高卒の人でも受験することが可能なのです。

これは、予備試験に合格すれば、司法試験を受験できるということを意味します。

他方で、司法試験の受験資格は予備試験合格後の翌年から5年間のみ有効という縛りがありますので、5年間一度も受験しないと司法試験の受験資格を剥奪されてしまう点は注意が必要ですね。

ところで予備試験がそもそもなぜ制度化されたかご存知ですか?

予備試験とはもともと「多様な人材」の法曹への登用を目的として2011年から始まった「法科大学院卒業程度認定試験」です。

そもそも法科大学院に通うためには時間もお金もかかりますよね。

これは学生出身の多い受験生の経済的な負担がとても大きく、「入学者数の減少による法曹の人員不足」が社会問題に発展していました。

時間もお金もない人のために作られた試験制度といっても過言ではありません。

さらに近年、予備試験受験者は増加傾向にあります。

平成23年度の予備試験受験者は6,477人、合格者は116人だったのに対し、平成29年度の予備試験受験者は10,743人、合格者は444人と増加しています。

平成30年度の受験者は過去最多の11,136人となっており、予備試験の受験者は増加し、人気が年々高まっていることが分かります。

では、なぜここまで予備試験の人気が高まっているのでしょうか。

予備試験の人気が高まっている最大の理由は、予備試験合格者の司法試験合格率が高いことにあります。

受験者数(人) 合格者数(人) 合格率
法科大学院修了 4805 1189 24.7%
予備試験合格者 433 336 77.6%

(法務省「平成30年度司法試験の結果について」)

上記の表からも分かるように、法科大学院を差し置いて、予備試験合格者の司法試験合格率は非常に高いことが読み取れます。

これは、予備試験と司法試験とでは法律の「実務家登用試験」という観点から本質が変わらず、予備試験合格レベルの「法的思考力」があれば司法試験にも合格しやすいためです。

このように、司法試験合格のために、予備試験の勉強過程を経るということは非常に効率的であり、お金や時間がなくても、予備試験の合格を目指すことは司法試験合格への近道といえます。

とはいえ、予備試験はメリットがたくさんある反面、非常に難しい試験という特徴もあります。そもそもなぜ難しいと言われているのでしょうか。

以下で詳しく見ていきましょう。

2、司法試験予備試験が難しいと言われる理由

「予備試験にさえ合格してしまえば、司法試験合格はもう目前!」とはいうものの、やはり司法試験予備試験は「超」難易度が高いです。

多くの予備校が「独学での予備試験合格は不可能」と言うほどですから、その難しさは伺い知れるところでしょう。

予備試験の試験形式は通常、短答・論文・口述の順に行われます。

難易度を上げている一番の要因は、ただでさえ難しい試験形式の全てに合格する必要がある点にあります。

例えば、短答式に合格したとしても論文式で落ちてしまうと、翌年はまた短答式から受け直さなければなりません。

続いて、予備試験の短答・論文・口述という3つの関門について詳しく解説していきます。

(1)短答式試験(5月実施)

短答式試験(短答)は選択式の試験で、合格率は平成30年度で23.9%。例年20%前後の合格率となっています。  

内容はそれぞれ大きく分けて以下の2つになります。

・法律基本科目(憲法,行政法,民法,商法,民事訴訟法,刑法及び刑事訴訟法)

・一般教養科目

選択式の試験にもかかわらず、合格率が20%ということからいわゆる予備試験の「第一関門」であっても、かなりの難易度であることが読み取れます。

短答の出題レベルは、ほぼ司法試験と同じ難易度です。予備試験の短答式試験と司法試験は同じ日程で行われることもあり、共通した問題も出題されます。つまり、予備試験短答式試験までに、司法試験短答レベルの知識を身につける必要があるのです。

また、法律基本科目に加え、一般教養科目も問われます。

一般教養科目は英語、国語、数学、日本史や倫理などの知識が問われ、出題された40問ほどから20問を選択して解答していきます

(2)論文式試験(7月実施)

司法試験も同様ですが、予備試験においても論文式試験は「天王山」で、もっとも難しいものとなっています。

内容はそれぞれ大きく分けて以下の3つになります。     

・法律基本科目(憲法,行政法,民法,商法,民事訴訟法,刑法及び刑事訴訟法)

・一般教養科目

・法律実務基礎科目(民事・刑事)

論文の合格率も例年20%ほどですが、これは短答に合格した人ですら論文の合格率は20%程度ということを意味しています。短答式試験の合格者ですから、法律に関して網羅的な知識があるといえますし、それなりの費用と時間をかけて勉強してきている方が多いことでしょう。

にもかかわらず、2割しか合格できないという事実は、いかに論文式が難しいかを物語っていますね。

ここでいう論文式試験の難しさは、答案作成の難しさとも言い換えられます。

論文式試験では、問題の論点(議論の中心となること)を理解したうえで、自分なりの答案を書くことが必要となります。

これは、大学の卒業論文のような論文をただ書けばいいのではありません。

法的三段論法に従った、法律家の思考に相応しい答案を書く必要があり、主観での判断で勉強を進めることがとても難しいのが特徴です。

ですから、短答式試験対策のように、ただ反復練習をしているだけでは答案を作成することができず、合格答案を書けるor見てきている人間のチェックがないと、合格は非常に困難といえます。

(3)口述式試験(10月実施)

口述式試験とは、試験官に口頭で法律家としての素養を試される試験です。

内容は以下になります。

・法律実務基礎科目(民事・刑事)   

口述式試験は論述式試験の合否発表の2週間後に行われます。そのため、短期間での特別な対策がしづらいことも懸念されます。受験生は、

・各予備校が実施する口述模試

・大学などでの、友人との口頭による問題の出し合い

などで対策をおこなっているようです。

また、合格率は9割以上と高いのですが、まれに短答や論文式試験で優秀な成績をもっていた人でも落ちてしまうため、論文に受かったからと気を抜くことはせず、きちんと対策をするべきでしょう。

3、独学は確かに難しい

ここで、事実をお伝えします。

実際に予備試験に独学で合格した人はほとんどいません。

多くの予備校でも「独学で予備試験に合格するのは不可能」と提唱しており、事実として純粋な独学で合格した人はほとんどいないのが現状です。

特に予備試験の論文式試験は、独学で対策するのがどうしても難しく、第三者の添削を必要とします。本来は、論文の答案作成と第三者の添削を繰り返すことによって、合格することのできる答案を書く能力を養う必要があります。

では、独学はやめよう、と思った場合にはどのような選択肢があるのでしょうか。論文の対策をはじめ、予備試験に合格するための対策をしてくれる場所は主に以下の3つが挙げられます。

・法科大学院

・予備校(大手)

・各オンライン講座(オンライン予備校)

すべての予備校や大学が、予備試験の対策を一律の料金で、一律のサポート体制を提供しているわけではありません。三者三様の違いがあるので以下で解説していきましょう。

法科大学院はやはり高額の学費がかかります。そして、予備試験の対策にはあまり力を入れておらず、多様な科目や独自のカリキュラムを展開していることが特徴です。

一方で、予備校やオンライン講座(オンライン予備校)は、予備試験に特化した講座とサポート体制を用意しています。しかし、大手予備校の費用は100万単位と、決して安い金額ではありません。

この点、オンライン講座はかなり安価で利用することができます。その分、講義時間などは圧縮されていますが、生徒対応の質などはどこもきちんと企業努力をしているようです。通勤時間や自分の好きな時間に勉強を進めることができ、時間がない社会人の方には特にオススメできます。

 

「いやいや、やはり自分は独学で合格を勝ち取るんだ!」という方はすぐにでも勉強を始めるべきです。その理由などを以下で詳しく見ていきましょう。

4、早めのアクションで合格をモノにしよう

これは当たり前の話ですが、勉強を始めないと予備試験合格へのスタートラインにも立てません。受かりたいならば、今日からでも勉強を始めるべきです。また、法学部生や法科大学院生は、在学しながら予備試験を受ける傾向があります。

十分な勉強時間がとれる学生でさえも予備試験に合格できる数は限られています。

特に社会人の方は時間を捻出することは難しいですよね。では、やはり社会人の方が合格できないのか?というとそんなことは決してありません。毎日少しづつ時間を確保し、「効率」を意識すれば合格水準に達することはできます。

それでも最低、2500~3000時間は勉強時間を確保すべきです。自身のライフサイクルと受験日から逆算してどのくらいの勉強時間を確保すべきかを明確にしてみてください。「あれ?意外と勉強できそうだぞ?」となることでしょう。あとは、その時間きちんと学習をしていき、合格までの道筋をたどっていければ良いですね。

特に、時間もお金も節約する必要がある場合は、効率的な勉強が求められます。正しい勉強方法と適正な時間の確保こそ合格のカギを握りますので、ここは合格者や予備校出身者などに話を聞いてもいいかもしれませんね。

また、独学で予備試験に合格するために重要なことがもう1つあります。それは、予備試験の受験を先延ばしにしないことです。

今から勉強を開始して、再来年以降の予備試験を受験しよう!なんて考えていませんか?

1年でも早い年度の合格を目指し、今日からでも本気で勉強をしないといつまでたっても合格なんてできません。

予備試験を少しでも受けたいという気持ちがある方は積極的なアクションをしていきましょう。行動しているうちに気持ちは高まり、モチベーションは上がっていくはずです。まったくモチベーションが上がらず、勉強する気が起きない場合は残念ながら学習を進めることが困難かもしれませんね。

 

ここまでは予備試験の概要と、予備試験の勉強をしましょう!という点を強くお伝えしましたが、「具体的にどうすべきなのか?」は明確になっていないのではないでしょうか。

次項では、状況別の現実的な独学に対する考え方を一緒に考えていきましょう。

5、状況別の現実的な独学に対する考え方

「時間がない、お金がない!でも、司法試験には合格して弁護士や検事として活躍したい!」と思っている人は多いはずです。ネックになるのは、

​①時間

②お金

ですが、お金や時間を理由に夢を諦めてしまうのは、とてももったいないですよね。では具体的にどうしていくべきなのでしょうか?状況別に確認していきましょう。

(1)時間がない人はどうすればいいの?

時間はないけれど、司法試験に合格したい!という方に、忙しい毎日のなかでどのように時間を作り、どのように効率的な勉強をすれば良いのかお伝えします。

特に社会人の方であれば、自分や家族の生活のため、簡単に仕事を辞めるという決断はできませんよね。

仕事がある分、勉強に専念できる時間がたくさんある学生に比べると、一見不利かもしれませんが、時間を効率的に使うことでグッと合格に近づくことができます。

ですから絶対に「時間がないから2,3年先の合格を目指す」ということはしないでください。受験を先延ばしにすれば、心の余裕が生まれるかもしれせんが、長期戦になればなるほどだらけてしまい、いつまで経っても合格水準に達しません。

数年間も高いモチベーションを保ち続けることは、実はすごく難しいことです。

1年間での合格は難しいかもしれないですが、翌年の予備試験で勝負できる点数を取るために全力を注ぐべきですね。

具体的に時間がない人の合格の鍵は、時間の

①作り方

②使い方

を工夫することです。

それぞれ見ていきましょう。

①時間の作り方

ポイントは隙間時間を見つけることです。

・通勤

・移動時間や休憩

・食事中

・寝る前

など、少しでも勉強のできる時間を探してみてください。意外と勉強できる時間は見つかることでしょう。毎朝少しだけ早く起きることも有効ですね。

周りの人が気づかないような隙間時間を見つければ、勉強にも差が付けられます。

具体的には、最低でも週に30時間(理想は40時間以上)の勉強時間を確保するようにしましょう。

土日の休みを活用すれば、社会人であっても最低30時間の勉強時間の確保は可能になるはずです。

②時間の使い方

特に社会人は、学生とは違い、使える時間が限られているわけですから効率の良い勉強がより求められます。タスクマネジメント能力などは社会人の方が優れていることが多いですから、効率的な時間の使い方を工夫することができるとのではないでしょうか。

限られた時間で予備試験に合格するために大切になってくることは、予備試験の出題範囲以上の余計な知識に手をださないことです。

そのための最優先事項は、予備試験の過去問を解くことです。

初学者の方であってもゴールを把握するために予備試験の過去問を解く事は有効だといえます。過去問中心の対策をすることを念頭に置いてください。

※過去問中心の対策がいかに重要かは、資格スクエアが提供するyoutubeチャンネルで知ることができます。他にも予備試験・司法試験の受験に有益な情報配信をしているので、気になる人はぜひご視聴ください。

【鬼頭キャラ崩壊!?】過去問の重要性を熱く語る!!|司法試験最短合格の道!資格スクエア「ハンパないチャンネル」vol.22

 

また、時間がない人は、過去問以外の判例集や基本書の扱い方も重要になってきます。

これから予備試験の勉強を始めると、判例集や基本書が必ずと言って良いほど登場してくると思います。判例集とは、裁判所の判例を集めた出版物のこと。

基本書とは、学者が書いたテキストのようなものです。

どちらも、全てを通読、暗記しようとすると膨大な量になります。初めのうちは特に、重要な部分を理解することを大切にしてください。

分からないことが出てきても、後回しにして、勉強を進めることも必要になります。

(2)お金がない人はどうすればいいの?

予備校や法科大学院の授業料はほとんどが100万円以上。

お金がある人しか司法試験を目指せないなんて、本当におかしな話です。

とはいえ、予備校や法科大学院はある程度のお金を用意しないと受講、受験できないのが現状ですから、なるべくはコストを抑えたいですよね。

どんな難関試験を独学で受験するのであれ、大切なポイントは以下の2つだけです。

①効率良く勉強すること

②継続すること

それぞれ見ていきましょう。

①効率良く勉強すること

とにかくアウトプット中心の勉強をすることです。

最初は知識がなく、どうしても暗記に走りがちですが、予備試験はどちらかというと法的思考力を問われる実務家育成試験です。

よって、過去問などを繰り返し解くことで、インプットした知識を定着させることもできます。

とはいうもののインプットをせず、いきなり過去問などの問題演習に挑むのは現実的ではありませんから、「入門書」「基本書」を購入し使ってみることをおすすめします。これらの教材は、初学者の知識のインプットに向いています。

教材をうまく使い、自分にあった効率的な勉強ができるようにしてください。

②継続すること

具体的な目的意識があったとしても、独学で何年もモチベーションを保ちながら、勉強を継続することはなかなか難しいことだと思います。さらに、法律の勉強は初学者にとっては敷居が高く非常につらいものとなるでしょう。めげずに、継続することによって突然アウトプットがうまくいく瞬間が必ず到来しますから、ぜひとも頑張ってくださいね。

では、実際に勉強を始めていきます。

次項で、一緒に予備試験の独学プランを詳細に見ていきましょう。

6、初学者のための予備試験独学プラン

予備試験の勉強を始めようにも、初学者だったりするとどこから何を始めたらいいのか分からないですよね。予備試験合格までの勉強は、大きく分けて以下の4つの時期に分けることができます。

  1. 導入期

  2. 基礎養成期

  3. 実力錬成期 

  4. 直前対策期

それぞれみていきましょう。

(1)導入期

今後の勉強計画を立てるとともに、法律の全体像を学びます。

まずは、現実的に自分が1週間でどのくらい勉強に時間を割けるかきちんと把握してください。無理は禁物で、モチベーションが保てそうだな、というレベル感で最初は大丈夫です。

導入期は以下の順序で学習を進めましょう。

まずは、憲法、民法、刑法の勉強を開始してください。

ポイントとしては、これらは順不同ですが、中途半端にあっちこっち手を出すのは絶対にやめましょう。

それぞれの科目を以下の順序で学習していきます。

①なるべくかみ砕いた文章の、薄い入門書をハイスピードで読み切り、法律の全体像をなんとなく把握する

②法律の全体像をなんとなく把握したら、基本書、判例集を読む

③基本書、判例集を読みながら、単元毎に

 ・短答式の問題演習

 ・論文式の問題と答案例の熟読

を行い、理解度のチェックを行う

この勉強フローをとにかく集中して1周素早く終わらせてください。

憲法、民法、刑法が1周したら、民事訴訟法、刑事訴訟法、商法、行政法を同じ手順で1周します。

この手順のポイントとしては、「とにかく立ち止まらない」ことです。

初学者は分からないという状態にストレスを感じ、完璧主義に陥りやすい傾向にあります。分からなかったら飛ばして次に進んでしまいましょう。1週目はとにかく全体像の把握がカギです。六法をとにかく引きながら、慣れることも意識してください。

それに、何周もしているうちに理解度は進んでいき、いつのまにかアウトプットができるようになります。最初はつらいかもしれませんが、グッと我慢してサクサク進んでくださいね。

(2)基礎養成期

導入期で行った勉強の手順をよりスピーディに行います。

ここでは、アウトプットの比重を増やすこと、実際に論文の答案を書いてみることを意識してください。

そして、最初は絶対に書けないと思ってください。それでもひねり出して、「現状の自分だったら問題文に対してこういう答案を作る」という意識で積極的に書いていきましょう。

その後、自身が書いた答案と答案例を比較します。

比較したときに確認するポイントとしては以下の通りです。

・略語、略文字を使っていないか

・定義、趣旨が正確に書けているか

・条文を正確に引用しているか

・問題の所在を正確に把握しているか

・論点落としがないか

・規範定立が正確かどうか

・事実の評価、当てはめが適切か

・全体として論理に矛盾が生じていないか・読みやすいか

・誤字脱字がないか

・略語、略文字を使っていないか

答案を答案例と近いレベルまで書けるようになるまで、ペンキを上塗りするかのように何周も何周もしてください。

これを、7科目全て年内に終わらせることを目標にしましょう。

(3)実力錬成期

論文対策を中心に、知識の応用方法を学んでいきます。

とにかく論文式の過去問などで答案を書きまくり、知識、考え方のアウトプット方法を確立させていきましょう。

膨大な知識量がありますから、分からないところがあって当然です。分からないところは付箋を貼るなどして工夫して勉強を進めていってください。期間としては、短答式が始まる2か月前まではこの勉強を進めましょう。この時点での短答、口述対策は一切不要です。

(4)直前対策期

試験2か月前は、短答・論述・口述それぞれの特徴に特化した対策を行います。

予備試験の試験日も迫り、焦る気持ちは十分に分かりますが、新しいところはあれこれとつめ込んでも逆効果です。

復習するべき基本的なところを学習するようにしてください。

7、さあ、勉強を始めよう

今日にでも書店に足を運びましょう。そして、勉強を開始しましょう。

予備試験はいわば、「エスカレーターを逆走するような」試験と思っていただいて差し支えはありません。

ゆっくり時間をかけていると、いつまでも同じ位置で止まったままになります。

短期合格を目指し、集中的な学習をすることを心がけましょう。

予備試験にさえ合格してしまえば、司法試験の合格はもう目前です。

司法試験合格後は法曹として活躍することになります。弁護士や検事など、華やかなライフステージが待っています。

こと弁護士について言及すると、弁護士の数は着実に増えていますが、企業内弁護士などのニーズが高まり、現状は人材不足。

大手の企業であっても、先行きが不透明な時代。

寿命がのび、100年生きる時代と騒がれるなかで、日本トップクラスの国家資格を持っていることは、長い人生のなかで間違いなくあなたの武器になることでしょう。

好きな分野を扱う法律事務所で働くのも、企業内弁護士として活躍するのも、あなたの選択次第です。

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8、独学に限界を感じたら諦めるべきなのか?

勉強を進めるうちに独学に限界を感じる方もいるかもしれません。一人での勉強が辛くなってめげてしまうときもあるかもしれません。

しかし、予備試験の合格・司法試験の合格を諦める必要はまったくありません。

限界を感じたときには、安く、最速で合格できる「資格スクエア」にご相談ください

司法試験・予備試験の専門のスタッフが、勉強の進捗度に応じて合格までサポートさせていただきます。

「資格スクエア」は、今回の記事でも紹介している独学という部分を非常に重視し、

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を目標にしています。

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本当に限界を感じたときは是非ともご連絡くださいね。

9、サマリー

「お金がないなら独学しかない!自力で司法試験予備試験を突破する方法」はいかがだったでしょうか。独学で受かることは決して不可能ではありません。非常に難しいことは歴然とした事実ですが、「努力の方向性さえ間違わず、やるべきことをやりきる。」ここを徹底することで必ずや報われる結果となることでしょう。あとはあなたの一歩踏み出す勇気ですね。

10、まとめ

・予備試験とはもともと「多様な人材」の法曹への登用を目的として2011年から始まった「法科大学院卒業程度認定試験」

・予備試験は時間、お金がない人にはピッタリの試験制度

・予備試験は、短答式、論文式、口述式の3段階に分かれていて、そのすべてに合格する必要があるため、非常に難易度が高い

・予備試験合格のためには最低2500~3000時間は勉強時間を確保すべき

・予備試験の受験時期を先延ばしにすると、だらけてしまい合格が遠のく危険性がある

・時間がない、お金がない人は最低でも週に30時間(理想は40時間以上)の勉強時間を確保するように工夫しよう

・予備試験の勉強は①導入期②基礎養成期③実力錬成期④直前対策期の4フェーズで勉強を進める。この際アウトプット中心の勉強を心がける。

・独学に限界を感じた場合は、資格スクエアに相談を。

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