予備試験・司法試験を勉強する順番は「憲法→民法→刑法」でなくても良い

予備試験・司法試験を勉強する順番は「憲法→民法→刑法」でなくても良い

予備試験(司法試験)の合格を目指し勉強する際に、例えば、予備校のカリキュラムにおいて『上三法』と呼ばれる憲法→民法→刑法の科目を順番で勉強していくケースが多いのではないでしょうか?

なぜこの順番なのでしょうか?

この順番である必要はあるのでしょうか?

そもそも、憲法はすべての法律の上に属するものであり、立憲主義を理解するには当然ながら憲法の理解が不可欠と言えますよね。

それでは、憲法の知識がなければ民法を学んでも全く分からないのでしょうか?

言い替えれば、憲法を学べば民法は分かりやすくなるのでしょうか?

 

答えはNOです。

 

この記事では、予備試験(司法試験)の勉強の順番について詳しく解説していきます。是非、ご参考になさってくださいね。

 

1 予備試験の科目は主要7科目+2科目ある

 

予備試験科目  司法試験科目
短答

 

 

 

 

憲法 憲法
民法 民法
刑法 刑法
商法
民事訴訟法
刑事訴訟法
行政法
一般教養【人文科学・社会科学・自然科学・英語】
論文

 

 

 

 

 

 

 

憲法 憲法
民法 民法
刑法 刑法
商法 商法
民事訴訟法 民事訴訟法
刑事訴訟法 刑事訴訟法
行政法 行政法
一般教養【人文科学・社会科学・自然科学・英語】

 

 

 

 

 

選択科目【倒産法・ 租税法・ 経済法・ 知的財産法・ 労働法・ 環境法・ 国際関係法(公法系)・ 国際関係法(私法系)】※いずれか1科目を選択

 

 

 

 

 

法律実務基礎科目(民事・刑事)

 

口述

 

法律実務基礎科目(民事・刑事)

参照元;法務省令和3年予備試験受験案内

参照元;法務省令和3年司法試験受験案内

 

はじめに、予備試験と司法試験の科目について比較してみましょう。

表から見てもお分かりいただけるように大部分の科目が重複していますね。予備試験合格者は司法試験を受ける前に1つの高いハードルを潜り抜けています。

司法試験合格率が高い理由の一つと言っても過言ではなく、納得できるのではないでしょうか。

法務省のデータによると令和2年度の予備試験合格者の司法試験合格率は89.4%という高い合格率を誇っており、今後の動向にも注目していきたいところです。

 

◆『上三法』・・・憲法・民法・刑法

◆『下四法』・・・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法、行政法

 

次に、科目の呼称に関してですが、一般的には上記のように振り分けられています。この7科目が司法試験や予備試験で要となる科目ですのでこの機会に押さえておいてくださいね。

 

2 上三法(憲法・民法・刑法)を勉強する順番は好きな科目からで良い

結論から言ってしまえば、上三法(憲法・民法・刑法)を勉強する順番は好きな科目から進めても特に問題はありません。

 

「勉強を進める順番を間違えたら取り返しのつかない事になるのでは・・・?」

 

と不安に思われるかもしれませんが、あまり心配なさらなくても大丈夫です。

 

司法試験や予備試験の学習では、予備校のカリキュラムなどでも私達の生活に馴染みの深い民法を最初に学ぶことが多いかと思います。

上三法に関しては『勉強が進みやすい科目』から勉強を進めていってもあまり影響はないでしょう。

人によって、民法がすんなり入ってくる人もいれば、刑法がすんなり入ってくる人もいますよね。

 

3 下四法(商法・民訴・刑訴・行政法)を勉強する順番は効率性を重視

 

◆上三法を勉強してから下四法を勉強するのが鉄則!

 

上三法の勉強の順番は特に影響がないとお伝えしましたが、下四法の勉強を始めるのは上三法を勉強してからが鉄則です。

 

いったいなぜなのでしょうか?

 

例えば、実体法(ex.刑法、)と手続法(ex.刑事訴訟法)の間、一般法(ex.民法)と特別法(ex.商法)の間には、勉強の前後で「効率性」が変わるからです。

つまり、民法は私法の基本法であり『土台』のようなものですね。商法の前提となる法律ですので先に勉強を進めていく事で効率良く理解が進むでしょう。

また、刑事訴訟法は刑法の知識を前提とするので、刑法を勉強した後の方が効率が良いでしょう。

 

土台となる知識がなければ訳が分からなくなり、挫折し兼ねませんので気をつけてくださいね。

 

4 予備試験(司法試験)の勉強は順番にこだわらずとにかく早めに1周しよう

 

「民法は他の資格試験で勉強した事があるからスムーズに進む!」

「民法の総則は分からないけど、担保物権は分かる!」

 

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

予備校を利用されている方は、出来るだけ予備校のカリキュラムに沿った勉強のスケジュールで進めていく事が最も効率が良いと言えます。

特にカリキュラムやスケジュールこだわらないのであれば、上三法の勉強を先に行う事さえ守れば、あまり順番だけに囚われずにどんどん勉強を進めて行く事をおすすめします。

 

また、分からない部分や科目については、“理解する”というよりも“一読する”くらいの感覚でサッと流し読みをしてしまいましょう!

 

予備試験や司法試験の勉強で一番重要なのは、とにかく早く全範囲を1周してしまう事です。

 

5 全範囲を早く回すにはオンライン学習がおすすめ!

将来、法曹三者を目指し『予備試験』に最短ルートで合格するためには何よりも効率の良さが大切です。

 

『合格』から逆算して勉強スケジュールを立て、最善のカリキュラムで抜け漏れなく勉強を行うには予備校の利用が欠かせません。

 

いつでもどこでも好きな時に、好きな場所で勉強する事が出来るオンライン学習が最もおすすめです!

通勤時間や会社のお昼休みなどを活用して勉強を進める事ができます。

特に忙しい社会人の方にはぴったりの学習環境と言えますよね。

 

「何から手をつけたら良いのか分からない・・・。」

「どこの予備校を選んだら良いか分からない・・・。」

 

とお悩みの方は、講義時間を必要なものだけ(合格レベル)に絞った資格スクエアの講座を利用される事をおすすめします。

講義時間は、大手予備校の約半分で全範囲を1周する事ができるのでおすすめですよ。分厚いテキストや六法、問題集を持ち歩く必要はなくスマホ1つで全て完結できる点も魅力の一つです。

気になる方は、是非チェックしてみてくださいね!

 

◆◆予備試験の予備校選びに悩んだら『資格スクエア』がおすすめです。◆◆

6 サマリー

予備試験・司法試験の勉強において、上三法に関しては順番は問わず好きな科目から進めてもあまり影響はありません。しかしながら、下四法を学ぶためには土台となる上三法の知識が不可欠です。また、合格するためにはとにかく早めに全範囲を1周してしまう事が重要です。資格スクエアのオンライン学習を活用し効率良く最短ルートでの合格を目指してみてはいかがでしょうか。

 

7 まとめ

  • 予備試験の科目は主要7科目+2科目あり、司法試験の科目と重複する科目がほとんど
  • 上三法(憲法・民法・刑法)を勉強する順番は好きな科目からで良く、順番が前後してもあまり影響はない
  • 下四法(商法・民訴・刑訴・行政法)を学ぶためには土台となる上三法の知識が不可欠なので上三法を勉強してから下四法を勉強するのが鉄則!
  • 予備試験(司法試験)の勉強はとにかく早めに1周する事が重要であり分からないところは“理解する”というよりも“一読する”くらいの感覚でサッと流し読みをしよう
  • 全範囲を早く回すには講義時間を合格レベルに絞った『資格スクエア』のオンライン学習がおすすめ!“合格からの逆算思考カリキュラム”で合格を目指そう!

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