重点講義民訴の使い方
民事訴訟法に対する苦手意識をなくすための4ステップをご説明します。
問題にトライ!使うのは条文だけ
まずは重点講義民訴で使われている問題に挑戦してみてください。数ある旧司法試験の問題の中でも、民事訴訟法の基本的な事項を問うている問題を選出しています。六法を片手に、問題文ではどのようなことを聞きたいのかをしっかりと考えます。そして、六法を見て条文のどの文言が争われているかを把握し、メモの形で、当該論点についての自分の立場を理由をつけて書いていきます。
わからない箇所はテキスト・判例集を読みながら
しかしながら、旧司法試験の問題を自分で解いていても、分からない箇所があるかもしれません。そんなときは、自分の使っているテキストで確認をしてください。問題を解く際に、最初はテキストを見ても問題ありません。アウトプットをするという行為自体に大きな意味があるからです。また、判例集も使いながら、「どのような論点があって、どのような理由付けで、どういった結論に導かれているか」を確認し、答案でどんなことを書くかを考えていきます。
解説で分からない箇所を理解
問題を解き終えたら、解説講義を聴きます。テキストや基本書で学んできた事項が、実際に問題として出題される場面においてどのように使われているかを確認してください。講師が基本事項に立ち返りながら、その応用法までしっかりと解説をしていきますので、平面的な民事訴訟法が立体化されていきます。さらに、分からない箇所については質問できますので是非活用してください。
最後はオリジナルレジュメで総復習
最後は講師が特別に作成したオリジナルレジュメを使って知識を再確認します。重要な定義や、各論点の理由付け・結論が端的に記載されておりますので、繰り返し読んで記憶を定着させていってください。基本的事項をマスターすることが、苦手科目を克服する第一歩です。