司法試験に合格するためには、全科目バランス良く得点できるようになること

司法試験・予備試験は科目数がとても多いため、毎日全科目に取り組むことは出来ません。
その代わりの勉強法として、「皿回し勉強法」が挙げられます。
長い間放置する科目がないようにすると同時に、苦手科目を作らないことも重要です。
合格のためにはバランスの良い対策が必須
司法試験と司法予備試験では、全ての科目でバランス良く点数が取れていることが重要となります。
たしかに、試験の判定は総合点ですので、たとえ科目ごとに偏りがあっても基準ラインさえ超えれば合格することは可能です。
たとえば、「この科目で100点取れればこっちは30点で良い」などという考え方をしていて、実際その通りにいけば良いのですが、もし100点取れなかった場合は悲惨なものです。
いくら自信がある科目でも、高得点を取れるというあまりに絶大な信頼を寄せてしまうとそれが外れた時のリスクはかなり大きいでしょう。
試験では思わぬ失敗をするものです。試験でどんなハプニングに見舞われても合格できるように、全科目で同じだけの点を取れるような、バランスの良い対策が必要です。
バランスの良い対策
具体的な対策は、不得意科目を重点的に勉強することです。
司法試験・予備試験では、得意科目で苦手科目をカバーするのではなく、不得意科目によって空く穴をなるべく小さく出来るように克服するべきなのです。
なぜなら司法試験は、最難関の国家試験だからです。苦手な科目をカバーできるだけ得意科目で得点することは、不可能です。
司法試験に合格するためには、全科目で安定してある程度の得点が出来る能力が必要なのです。