忙しい人ほど優先順位をつけ効率の良い勉強をすることができる

司法試験や予備試験に合格するためには、膨大な勉強時間をかけなければ合格できない…そんなイメージを抱いていませんか?
そのイメージは果たして正しいのでしょうか?
「勉強する時間がなかった」から不合格になるわけではない
このイメージは間違いです。勉強に時間をかければかけるほど、司法試験や司法予備試験に合格する可能性が高まるわけではありません。
確かに、試験の勉強には地道な作業が必要です。その作業に必要な時間もその分相当なものになります。実際、司法試験合格に要する時間は8000時間と言われています。1年で合格するためには、1日約21時間勉強しなければならないことになります。
しかし、8000時間勉強すれば60%の確率で合格するか、9000時間勉強すれば80%の確率で合格するか、と言われるとそんなことはありません。
むしろ4000時間しか勉強できなかった人の方が合格の可能性が高い場合があるのです。
その理由は「効率」に関係します。「効率」の良さと合格の可能性は比例するのです。
つまり、忙しいほどうまく優先順位をつけて勉強をしていくことができるということです。毎日が暇で時間を持て余している人は、非効率的な勉強をしがちです。「とりあえずこれをやっておこう」と目的意識を持たずに勉強していると、合格に必要なスキルはつきません。(その理由は「合格のためには、365日目的を持て」をご覧ください。)
時間は自分で作る
本当に勉強する時間がない人は、時間を作るしかないのです。
社会人など毎日夜遅くまで仕事をしている人に勉強時間はありませんよね。最も効率の良い勉強をしたって、1日30分程度の勉強では合格は難しいでしょう。
時間のない人は、自分の生活を想像してみましょう。通勤電車の中、出社前の1時間、お風呂につかっている30分…忙しいようで何もしていない時間は意外とあるのです。自分が勉強に使える時間はいつなのか、いまいちど、考えてみるべきです。
また、「勉強が進まない理由を忙しいで片付けるな」では、「ピタゴラスイッチ」によって忙しさを克服する方法が紹介されています。ぜひ読んでみてください。